家庭菜園記～蚊との戦い編～

ようやく梅雨も開け本来の夏の暑さがやってきたが、今年もすでにずいぶん蚊と戦った。かなり刺されたが、それを上回るくらいはたたきつぶした。蚊と戦っているうちに、たたきつぶすこつを会得した。それをご紹介しよう。

まず、飛んでいる蚊をたたくのは無理。何度か成功したことはあるが、労多くして成果は少ない。足等に止まるのを、様子をうかがいまずはじっと待つ。

止まったら、反射的にたたきたくなるのをぐっとこらえる。こいつ俺の血を吸ってやがるという嫌悪感をぐっとこらえることで、冷静に正確にたたきつぶすことにつながる。

手のひらを指の隙間が空かないように平らにして、蚊の真上１５～２０ｃｍのところにそっと持て来る。この時、蚊に悟られて逃げられることもあるが慌てない。奴らは血が吸いたくてしょうがないのだ。

足の周りを飛び回りながらまた必ず止まる。そこをまた狙うのだ。しつこい奴らをたたきつぶすには、忍耐が必要となる。

蚊の真上１５～２０ｃｍのところに手をそっと持て来たら、狙いを定めて蚊に向かって垂直に手をたたきつける。

この時躊躇してはいけない。大きな音がすることをためらってはいけない。躊躇すれば狙いがはずれ、その後不快なかゆみと戦わなければならなくなる。

観察していると、奴らはじっと止まっているよりも多少動いていた方が安心して血を吸っているようなのだ。だから、ゆっくり足を動かしている方が蚊が止まり易いかもしれない。

たたくときも、ゆっくり動かして油断させた方が成功する確率が上がるかも知れない。

まあケースバイケースだろうけど、皆さんも試してみる価値はあるのではと思う。ご健闘を祈ります。