働く × 誰かのために × 何かのために
皆さんは何のために働いていますか?
まだ働いていない学生の皆さんは、何のために働きたいと思いますか?
生活していくため。欲しい物を自由に買うため。好きな仲間質と遊ぶため。結婚やマイホーム購入のために働いているという人もいるかもしれません。
それでは、もう一つ。
皆さんは誰かのために働いていますか?
頭の中に思い描いてみてください。
自分のこどもや両親、奥様や旦那様といった親しい家族、恋人や親友やペット。自分のために働いているという人もいるでしょうか。
では、もう少し絞って、 仕事で関わりがある誰か のために今の仕事を続けて働いているという人はどれくらいいるでしょうか。
上司、先輩、同期や後輩といった同僚、取引先の担当者等。
誰か思い浮かぶ人はいますか?
あの人に恩返しがしたい
もう、5年以上前になりますが、とある案件が炎上しており、その案件の火消しのために一人、二人とわたしの案件から人がはがされていくことがありました。(今では、会社としてトータルで見た判断だと理解していますが、当時はそんな情報もまだ降りてこない立場でした。)
残ったのは、わたしとわたしの当時の直属の上司。
しかも、その上司はもともとガッツリわたしのプロジェクトに入っていたわけではありませんでした。
とある休日、少し重い気持ちでなんとか終わらせるべく休日出勤していると、その上司があらわれて、なんと実装(プログラミング)を手伝ってくれるというではありませんか!?マジで!?
普段はマネージメントを中心に行っているような立場も大分上の上司。
実装手伝ってくださいなんて、まず言えません。
そんな人が、わざわざ休日にでてきてくれて、しかも夜中近くまで手伝ってくれました。少し投げやりになっていたところへの思わぬ救援が、本当にありがたくて、 この恩絶対に返さないといけない そう思えたタイミングでした。
仕事なんて仕事でしか無いとは思えなくなった
これまでは、仕事はあくまで仕事、自分の担当分がちゃんと終わっていれば、何かか言われる義理もない。そんな風に、どことなく割り切って考えて働いていたところありました。これをきっかけに一気にスイッチが切り替わりました。
仕事であろうとプライベートであろうと、最後は人と人
同僚だったり、お客様だったり、実際はその相手は立場の全然違う人たちかもしれません。ただ、誰かのために働いていると捉えはじめてから、
・仕事に対する本気度(その仕事が本当に自分事になっているかどうか)
・出来上がったものの鮮度(それが本当に使い物になっているのか)
この2点が明らかに変わりました。
そして、働くこと自体が飛躍的に楽しくなりました。
シンプルに何かのために何かに取り組む
わたしの場合、これが本当にはまった気がしています。
世の中いろいろな人がおり、その人の数だけ正解があると思います。
型にはめることの無意味さと窮屈さをよく感じます。
それでも、似たような属性をもつ人たちで、特に最近ちょっとうまくいっていないと感じている人に、そういうこともあるんだなぁと考えるきっかけになってくれればいいなと思います。
同じ時間を生きるなら
そんな単純ではないかもしれませんが、すべての時間を楽しむつもりで生きていけるといいなと思います。なかなか思い通りにいかない世の中です。
ただ、だからこそいろいろなチャレンジのしがいがある世の中です。
楽しもうとする人たちと、楽しめる時間を1分でも1秒でも増やしていけるように、頭も体も動かしながら常に動いていく。
一緒に楽しめる時間を増やしていけるような人たちと、もっと繋がりいろんな話をしていけるといいなと思います。
楽しむために、手も抜かないし、諦めもしない
Twitter : https://twitter.com/morishu1108
Facebook : https://www.facebook.com/shuma.morita
Instagram : https://www.instagram.com/mail_shuma/
ここから先は
¥ 100
サポートを歓迎します!皆さんのサポートを社会やこどもたちに還元していきたいと思います。