いますぐやらないことは二度とおこなわれない～嫁はキング牧師だった～

こんにちは。

私は、サラリーマンとして、主に営業・企画畑を中心に２２年勤務、副業で２０２１年１月に起業し、新米経営者としてのキャリアを並走させています。

最近、「ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか」という本を読みました。

人間というのは、生物学的に本能で先延ばしをしてしまう性質を持っていること、例外はなく、太古の昔より人類はあらゆる場面で先延ばしを繰り返していることを丁寧に解説した上で、先延ばし克服プランを事例をもとに丁寧に教えてくれます。

多分に漏れず、私も先延ばし人間ですので、すごく勉強になる内容でした。同じく、先延ばし癖のある人はぜひ一読してみてはいかがでしょうか。

ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか

　本日は、文中に紹介された有名人のある言葉が紹介されていたのですが、それを見た瞬間に１８年前のある人の言葉を思いだしたお話です。

いますぐやらないことは、二度とおこなわれない

アフリカ系アメリカ人公民権運土の指導者として有名なキング牧師（マーティン・ルーサー・キング・ジュニア）の言葉だそうです。

人間の先延ばし癖は永遠の課題であり、歴代の宗教家や指導者達は、言葉は違えど、信者や大衆に向けて、いますぐ行動することの重要性を説いています。

初めて聞いた気がしない。何故だ？と考えた末、過去の記憶がよみがえってきました。

あなたは、今決断できないなら、何年後であっても決断できない。

18年前です。

当時、僕は付き合ってちょうど4年の彼女（今の嫁氏です）がいました。

21歳から交際をはじめ、ちょうど4年目。いつも通り、居酒屋で二人で酒を呑んでいるときでした。

突然、嫁氏からこんな話を向けられました。

「私と結婚する気あるの？」

ここまでドストライクに言われたことはなかったので、少し動揺した私はいつもの言葉を返しました。

「もちろん。30歳になったら結婚しよう。」

当時の私は、会社の同僚や友達と飲み歩いて午前様という生活を毎晩続けていました。結婚すれば、そんな日々とも終止符。もう少し自由でいたい。

そんな思いから、常日頃から「私は30歳までは結婚しないよ」と将来の嫁氏に公言していたんです。（なんて上から目線や...　今言うたら、確実にシバかれます...）

そんな時、彼女が言いました。

「あなたは、今、結婚すると決断できないなら、何年たとうが決断できない。今決めてほしい。」

僕は、強い口調で言われて押されたのもありますが、聞いた瞬間、

な、な、なるほど。うまいこと言うな。

となり、結婚することを決めたのでした。

キング牧師「いますぐやらないことは、二度とおこなわれない」

嫁氏「あなたは、今決断できないなら、何年後であっても決断できない」

私は、キング牧師と結婚したのか・・

あなたは、できないことばかり考えるのね。私は、どうしたらできるかなって考えるけど。

これも嫁氏の言葉です。

私が、

「結婚する金が全くないな。」

「結婚したら、小遣い制になるだろうし、もう飲み歩けないな～ははっ～」

とか、軽口をたたいてたら飛び出しました。

ジョセフ・マーフィー(※)「できない理由を探すのではなく、できる理由を探しましょう」　(※)20世紀米国の教育家・牧師

嫁氏「あなたは、できないことばかり考えるのね。私は、どうしたらできるかなって考えるけど。」

自己啓発本は今日で卒業します。

明日から、嫁氏のいうことを聞いて生きていきます。