刷り込まれることの危うさを教えてくれた娘
人間は無意識のうちに刷り込みや思い込みという思考のクセが作られている。
今日、タルイタケシさんの記事を拝読して、娘が小学1年生の時のことを思い出しました。
思い出させてくれた
タルイタケシさんの記事はこちら
和田秀樹先生の書籍
ストレスの9割は「脳の錯覚」
を解説してくださっています。
いつも本当にわかりやすく、面白い記事を書かれています。
ぜひ、ご訪問ください!
そして。。。
我が娘は、家では宿題をほぼせず、勉強らしい勉強はしませんでした。
が、学校でわからないことがあると
私に必ず聞いてきました。
一番最初に聞かれたのは
忘れもしない小学一年生
「先生が
1+1=2って言うけど、
何でなの?
おかしいよね」
そう聞いてきました。
1+1=2
であると言われたことに
全く納得がいかないと言うのです。
「どうしてそう思うの?」
尋ねると
「だって、
泥団子は
2つ合わせたら1つだもん。
ね、おかしいでしょ」
娘は泥団子を作るのが大好きでした。
庭でしょっちゅう作ってました。
「オー!本当にそうだわ!
1つになるね、2つにならないね」
絶対はない
先生の話の中に
自分の考えをきちんと認め
それを検証する
1+1=2
小学生で習う1+1=2の時は
個体同士が合体しないことが
前提にあることを
気づかせてくれました。
私はすっかり刷り込まれていました。
娘にはおはじきを使って個々を数えること解説したところ、納得してくれました。
でも、積み木を使うと、違う形1個ずつが足すと2個になることに納得いかず、
これまた、ただ単に物の数を数えているだけだと伝え、納得してもらいました。
そして
泥団子は2つ合わせたら1つになるけど、重さは2つ分になるよね。
と伝えると、
「それはわかってる。
いつも作ってるから」
「だよねー笑」
娘曰く
「だから、
りんご🍎1個とみかん🍊1個
1個ずつ足したら2個なんだ。
りんご🍎1個しかないし、
みかん🍊1個しかないのに、
なんで急に2個になったのかと
思って、言ってることわかんなかったの」
泥団子は合わせたら1個なのに?
みかんとりんご違うのものなのに?
それが
1+1=2
への疑問だったようです。
これ以外にも
授業でわからないことは
必ず「どうして?」
と聞いてきた娘。
この姿勢で今も成長を続けています。
そして、何故こんなにこのエピソードを覚えているか、何となく察しがついた方もいらっしゃると思います。
私、心の中で
「エジソン!?何!?すごくない!?」
親バカで少々小おどりしました。
うれしくてウキウキしながら教えたので、とってもよく覚えてます(笑)
これも刷り込まれてますね(笑)
エジソンのような発明王に育てあげることはできませんでしたが、
いつも引っ掛かることにはちゃんと疑問を持ちながら
現在、進みたい自分の道をしっかりと歩んでくれています。
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