【投資】【読書】一番売れてる株の雑誌ZAiが作った チャートで稼ぐ「株」入門――必勝セクシーボリンジャー投資のすべて
みなさんこんにちは。今日は本の紹介です。
みなさんは、「ボリンジャーバンド」というテクニカル指標をご存知でしょうか?
ホリンジャーバンドは、アメリカのマーケットアナリスト、ジョン・ボリンジャー氏が開発したテクニカル指標で、現在でも多くの投資家から愛用されているテクニカル指標です。
専門書で行くと以下の本がおすすめではあるのですが、
いかんせん少しむずかしいので、より実践的な書籍として、私の人生を変えた一冊を紹介したいと思います。
それがコチラです。
この本がおすすめな理由についてお話していきます。
◇今日のPodcast&Youtube
今日の記事を音声と動画で配信しています。
◇1、マンガ形式になっているので読みやすい
まず、現在の日経平均株価にボリンジャーバンドを表示したものです。
ボリンジャーバンドの真ん中の線を中心に、上下に3本ずつ線が表示されているチャートです。
これは、株価の移動平均線乖離率に標準偏差をかけ合わせたもので、それをチャートに表示すると帯状(バンド状)なることから、「ボリンジャーバンド」と名前がついています。
バンド?
標準偏差?
なんだか難しい用語がたくさん出てきそうですね。。。
ですが、この書籍であれば読み切れます。
それは、
この本の著者である「ワタナベくん」がマンガ形式で出てきて、実際にトレーダーとなり、ボリンジャーバンドに出会い、そのボリンジャーバンドを活用する方法が面白く書かれているので、飽きが来ないんです。
難しい専門書もいいですが、まず取っ掛かりとしてこの書籍はとてもおすすめです。
◇2、「セクシーボリンジャー」というネーミングがイメージしやすい
この本のタイトルにもなっている「セクシーボリンジャー」とは何なのか?
疑問に思っている人もいるかと思いますが、
セクシーボリンジャーとは、
ボリンジャーバンドを使った際の売買ポイントの前に起こる動きのことを指しています。
再び日経平均株価で見てみたいと思います。
少し前の日経平均株価の日足チャートです。
矢印の部分がバンドの幅が収縮して、ぐーっと幅が狭くなっているのがわかると思います。
ボリンジャーバンドにおけるこのバンド幅は、ボラティリティ(変動幅)の推移を表していて、収縮してきたということは直近もみ合っている状態ということになります。
このような動きが起きたら、新たなトレンドが起こりやすいサインになっていて、その収縮とその後のバンドの広がりを見ると、まるで「くびれ」のように見えることから、このコトを「セクシーボリンジャー」と言っています。
すごく印象に残りますよね?
私も、相場環境が良いときには、毎日年初来高値更新銘柄の中から、この「セクシー」探しをしていました。
◇3、セクシーボリンジャーの売買サインは?
なぜ売買サインになるかというと、「標準偏差」を使っているボリンジャーバンドの表しているものは、株価の偏差値と言われています。
どういうことかというと、
移動平均線が真ん中にあるのに対して、株価は上下動するわけですが、その確率というのが正規分布だとするならばこのような確率になります。
移動平均線に対して上下1本のバンドに収まる確率・・・約68%
移動平均線に対して上下2本のバンドに収まる確率・・・約95%
移動平均線に対して上下3本のバンドに収まる確率・・・約99%
となります。
注目していただきたいのは、上下2本、チャートの表示上では、プラス2σ(シグマ)マイナス2σ(シグマ)です。
この間に株価が収まる確率が95%ということは、この線を超える(または割れる)ということは、よっぽどのことが起こっているということ。
つまり新たなトレンドのスタートかもしれないと言えるわけですね。
この線を超えたタイミングが買いポイントとなります。
◇4、ボリンジャーバンドはリスク管理がしやすい
この本を読んで感じたことは、
ボリンジャーバンドはリスク管理がとてもやりやすいということです。
チャート上に線がたくさんあるので、損切りや利益確定と言った売りの目安をつけることがとてもやりやすく、感情を挟まずに株を売却することが可能です。
加えて、先程の売買ポイントは、「売り」でも使えるので、今回のような下落でも活用できたのではないでしょうか?
日経平均株価直近6ヶ月の日足チャートに切り替えました。
左側にあるバンドの収縮(セクシーボリンジャー)からのプラス2シグマ超えは残念ながら、ダマシとなりました。
どうしても、テクニカル指標にダマシはつきものです。
ただし、こういった場合にも、例えばマイナス1シグマを超えたら決済と決めておくことでリスクを回避することができます。
その後、ほとんど動きが大きくない期間が続き、コロナショックへと続いていきます。
2つ目の丸がついているところは、マイナス2シグマを割り込んだタイミングです。このときに、同時にバンド幅も広がり始めています。
これは、新たなトレンド(今回の場合は下降トレンド)が生まれた瞬間です。
このときに「空売り」をすることで利益にすることが可能ですし、信用取引をしない方でも、「日経ダブルインバース(証券コード1357)」などのETFを売買することで利益に変えることが可能です。
もちろんどこかでまた反転してくるわけですが、その場合にプラス1シグマを超えてきたら買い戻しと決めておけば、
2つ目の赤丸から、緑の丸までの価格差分の利益が取れるということになります。
実はボリンジャーバンドの最大の魅力はここにあります。
それは大きなトレンドの初動にわかりやすいサインが出るということです。ここを見抜き大きな金額の投資をすることが成果に直結します。
こういった内容が、イラストや漫画、他のテクニカル指標との組み合わせも合わせて掲載されているのがこの本になります。
◇まとめ
いかがでしたでしょうか?
今日は、ボリンジャーバンドの書籍を1つ紹介しました。とても読んでいておもしろい本ですし、読むだけでもとても楽しい本ですのでぜひ読んでみてください。
ボリンジャーバンドのエッセンスだけまとめておきますと、
・バンド幅はボラティリティ(変動を表している)
・バンド幅の収縮(セクシーボリンジャー)を見つけたらチャンス
・プラス・マイナス2シグマを超える(割れる)とチャンス到来
となります。
ぜひセクシーボリンジャー、ものにしてみてください!
◇最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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