【投資】個人的に株式投資を始めてみたいという相談を受けたときに対して伝えていること
こんにちは。
家にいる時間が長いせいか、私の周りにも
「株式投資をやってみたい」
という相談をよく受けるようになりました。
職業柄、「教えてほしい」と言われることもあるのですが、中途半端なことは言えないので、そう言われたときに伝えていることをまとめてみました。
投資経験のない方に参考になれば幸いです。
◇今日のPodcast
今日の記事を音声配信しています。合わせてお聞きください!
◇1、何よりも経験が大事!すぐに始められるか?
投資の話をすると、
「まずは勉強してから」
という人が多いです。
私の中では、
まずは経験のほうが大事だと思います。
幸い現在株式投資は、非常に少額から始めることが可能です。
私も最初始めたときに証券会社に入れたお金は、
わずか3万円でした。
それでも買える株はたくさんありました。
私が実際最初に買った株は、
みずほ銀行を運営するみずほフィナンシャルグループ
理由は簡単です。私がみずほ銀行を使っていたから。
私が買った2011年は、100円前後で推移しており、
100株単位で購入できるので、約1万円で100株を保有しました。
いまでも覚えているのですが、
まったく株をやったことのない私は、最後の注文確定のボタンを押す手が、緊張のあまり震えていたことを今でもよく覚えています。
たった1万円でも、
もしかしたらなくなってしまうのではないか?
大損してしまうのではないか?
味わったことのない緊張感を感じました。
こういった投資をすることのリスクの実態を味わったことがない人が株を学ぼうと思っても、なかなか実感のないので身になりません。
株を学ぶことは大事ですが、小さく始めることをまずやってみると良いと思います。
◇2、真剣に学ぶ気はあるか?
昔、友人から株について教えてほしいと言われたので、
「じゃぁ、会社四季報を買って来て、カフェに集合ね」
というふうに持ちかけました。
銘柄選定のポイントについて簡単に解説しようと思い、
最新号と1個古い会社四季報をカバンにいれて、集合場所である新宿のカフェまで行きました。
カフェで待っているとその友人が現れました。
しかし、持っていないのです。会社四季報を。
「あれ?会社四季報買ってきた?」
と私が聞いたら、さっとスマホを取り出し、
「あぁ、電子版で買ってみたよ」
というのです。
たしかに、いまはスマホ時代ですもんね。ちゃんと伝えればよかった。
でも、紙の四季報を使ってやりたかったことができず、せっかくくっそ重い四季報を2冊も持ってわざわざ新宿まで来たことがバカバカしくなり、そこで自分自身の気持ちも少し冷めてしまいました。
株式投資は資産増やせるチャンスがあるのと同時に、資産を減らしてしまうリスクが存在し、中途半端に取り組んでもなかなか資産は増えません。
むしろ、投資を行う人の8割〜9割が損をしてしまうとも言われている世界です。
ですので、長く投資を続け、資産を大きく増やし続けていくためには、株式投資への学びが必須です。そこを軽んじていると今回のようなショック的な動きで大きな損失を出してしまうことになります。
ただし、真剣に学ぶだけの価値が、株式投資にはあります。
私が株を学んだファイナンシャルアカデミーのスクールの中で、非常に好きな言葉があります。
それは、
株式投資の成果は、短期的には運に大きく左右されるが、長期的には実力と努力に比例します。
という言葉です。
当時の講師の座右の銘だそうです。
この言葉を聞いたときに、
株式投資はなにも特殊な力が必要であったり、ギャンブルなどではなく、
仕事やスポーツなど継続的に努力が成果に結びつく他のことと、
何も変わらないということを教わり、これをきっかけに自分のモチベーションが爆発したことを覚えています。
ぜひ、小さな経験のあとには、
真剣に株式投資を学んでいくことをおすすめします。
◇3、目標を大きく持てるか?最低10倍に!
株式投資をするなら、どうせなら目標を大きく持ってください。
どれくらいかというと、いまぱっと思いついた資産額の10倍以上を目標にしましょう。
なぜかというと、
株式投資であれば可能だからですし、本当にそうなると思えれば、モチベーションがあがって、毎日の勉強や投資活動のガソリンにできるからです。
そのためには、どれだけ成果を出している人がいるのかを見ていくと良いでしょう。
例えば、株式投資を通じて世界で最も大きな成果を出したのは、伝説の投資家ウォーレン・バフェットですね。
あのバフェットも、最初はアルバイトで貯めたお金を使って投資を行っていました。そこから年率30%近い成績を長年継続し、1代で8兆円を超える資産を築いたと言われます。
そういった過去に大きな成果を出した伝説の投資家から学ぶことは非常に多く、いまの相場にも参考になることがとても多いです。
それらを一気に網羅できる書籍を紹介します。
先程紹介したバフェットを始めとした伝説の投資家の歴史から投資のエッセンスがコンパクトに纏められている一冊です。
しかもこの本の良いところは、それをいまの日本の市場に合わせた形で落とし込みがされているところです。
ぜひ何度も読むことをおすすめします。
さらに自分の目標を大きくできる2冊の本を紹介します。
まず、cisさんの書籍です。
個人投資家として、230億円稼いだ思考が載っています。
こんな考え方があって、個人でもここまで来れるのか、と非常にモチベーションを頂いた書籍です。
そしてもう一冊は、
五月のニックネームで活動されている片山晃さんの書籍です。
片山さんは、アルバイトで貯めた65万円を25億円まで増やした投資家さんです。
現在の資産はすでに140億円を超えているとも言われています。
片山さんがよく読んでいる本は、「会社四季報」だそうです。
継続的に読むことで「変化」を読み取り、成長する企業に投資をすることでここまで増やすことが可能だと思わせてくれる本でした。
もしもあなたが、投資を通じてどれくらいの成果を出したいのか?と聞かれたときに、1000万円という人は、最低1億円を目標にしましょう。
世の中に株式投資で1億円超える人はたくさんいます。
そして、こういった投資家たちの考え方や手法を学ぶこともできます。
もしも、それで増やすことができないのであれば、それはまだ学びと経験が足りないだけではないでしょうか?
私はいつも自分にこんなふうに問いかけながら、
毎日行っているルーティンをなるべく忘れないように、日々取引を振り返りながら、仮説と検証を繰り返すモチベーションとしています。
いま始めたいと思っている方も、ぜひ大きな目標をモチベーションにしていくことはおすすめしたいと思います。
◇まとめ
ということで、今日は、
個人的に株式投資を始めてみたいという相談を受けたときに対して伝えていることをテーマにお話してみました。
まとめると、
・まず何よりも経験!小さく始めてみてください。
・成果を出すためには学びが必須!真剣に取り組んでください。
・目標は大きく!いまの目標を最低10倍にしましょう!
という3つです。
大きな成果を一緒に残しましょう!
◇最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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