【投資】【読書】GW学びウィーク!二階堂重人さんの本を読み漁りの巻
ついにGWが明け、今日からまた平日が戻ってきます。
みなさん休日中は何をして過ごしていましたか?
私は、なるべく本を読むように心がけていたんですが、特に二階堂重人さんの本を集中的に読むようにしていました。
なぜかというと、
同じ著者の本だと、基本的な考え方が一緒で少しだけ角度を変えて解説をしてくれるので、よりその方の考え方を深堀りできるし、何よりも効率的に本が読めるためです。
読書をするときには、結構同じジャンルであるとか、同じ著者の本を集中的に読むことは結構おすすめです。
そして、その読んだ本のうち4冊の書評をまとめてやってしまおうというのが今日の記事です。
ぜひ、参考にしていただけると幸いです!
◇今日のPodcast&Youtube
今日の記事を音声で配信しています。記事には書ききれないことを話しています。
◇1、著者紹介:二階堂重人さんとは?
プロフィールを見ると、
1959年、私と同じ埼玉県生まれの専業トレーダーであり、テクニカル分析を駆使したデイトレードやスイングトレードを中心に、株とFXの双方で、月間ベースで負けることがない勝率8割という驚異の勝率を14年間叩き出しているとあります。
また、30冊以上の書籍を出している方なので、ぜひ今日の本だけでなく気になる本があったら読まれてみると良いと思います。
◇2、東京オリンピックまでに株で1億円儲ける(2014年3月発行)
2014年時点からの6年間で100万円を元手に1億円儲けようという内容です。
残念ながらいまはもうすでにオリンピックは目の前、
というか来年に延期となりましたが、タイムリミットは迫ってきてしまっています。
オリンピックへの期待感というのはなくなってしまいますが、その他はいつでも使えるテクニックになっています。
そのときに1億円実現させる条件が、
1、短期売買で資金を回転させること
2、福利の効果を限りになく得ること
3、レバレッジを効かせて資金効率を高めること
4、トレードスキルを身につけること
とあります。
100万円が1億円になるということは、資金が100倍になるということ。
信用取引による売買が必須ということですね。
もしも、レバレッジにリスクを感じる方は無理に急速に増やす必要はないかもしれません。だとしても、信用取引を使ってできる資金の回転力は魅力的です。レバレッジを使わない方でも、信用取引は使えるようになったほうが良いでしょう。
そして、この本の良いところは、
・スイングトレードの3つの買い条件
・デイトレードの場合の3つの買い条件
・空売りの場合の3つの売り条件
の方法について、主にトレンドラインを用いた非常にシンプルな方法で明確に書かれている点です。
さらに、全てのロスカットの条件まで明確に示してくれているところです。
これは、試してみる価値が高いでしょう。
◇2、株は順張り(2019年3月発行)
順張りとは、トレンドに合っている方向で取引をすること。
つまり上昇トレンドのときに買い、下降トレンドのときには売る。
難しいことを考えなくても、その流れにのって取引をすれば、上昇相場でも下落相場でも確実に稼げるという内容の本です。
冒頭に、この本と同じことが書いてありました。
株のトレードに必要なのは、複雑な方法などではなく、
①優位性の見極め
②ロスカット
の2つであると。
このようなトレード系の本を読めば読むほど、まさにこの2つが大切であると考えさせられます。
先程のオリンピックの本とトレード方法で違う点は、
・ボリンジャーバンドを使って変動の大きい株を探す点
・週足を見て流れを掴んでから、日足でタイミング判断している点
の2点です。
合わせて読むとトレードの幅が広がると思います。
◇3、二階堂重人の常勝トレード黄金ルール(2011年4月発行)
この本だけは少し特殊で、トレード手法というよりは、
考え方や使うもの、日々の生活など、私達が普段触れることのできないリアルな専業トレーダーについて書かれている本だと思いました。
個人的にはとても好きな本です。
自分自身も、投資先の分析やチャートの分析など、やり始めるとやることが多く、なかなかモチベーションが沸かなかったり、めんどくさくなって手を抜いてしまったりということがありますが、
そのときにどのようにモチベーションを維持するのか?
欲望を刺激することが最も有効であると書いてあります。具体的にここまで稼いだら、これを買おうなどです。
これはとても有効だと思います。専業トレーダーですらそうなのか、と改めて自分の欲しい物リストを作ったほどです。
◇4、これから始めるデイトレード(2013年3月発行)
これだけは、「デイトレード」に特化した本です。
デイトレードなんかやらない。
という人も、
どういう考えで短期取引が行われているのか?
を知ることはとても有効な方法の1つだと思いますし、
今回のようなショック的な動きのなかで、その日中に取引を終えるデイトレードに徹することができていればリスクはかなり限定的にできていたはずです。
そしてこの本だけは、ムック本です。
イラストやチャートが多く、非常にわかりやすくあっという間に読み得ることができると思います。
また、思っているよりもやっていることはシンプルであるとわかると思います。
デイトレードは、時間のリスクが少ないので、少額で試していく分にはリスクはとても少ないです。
それで取引の経験を積めるという点では、手っ取り早く経験という資産を手に入れる方法だと思います。
この本の中で心に刺さったのは、
「心が乱れると、売買も乱れる」
というパートです。
過去の自分の失敗を見ても、ほとんどが心の乱れが原因だったからです。
そのために自分だけの取引ルールを明確につくって、それを一貫して守り続けることが最も大切であるというまとめで締められています。
ぜひ見てみてください。
◇まとめ
ということで、今日は、GWの読んだ本から、二階堂重人さんの4冊の本を紹介しました。
4冊を通じて感じたことはコチラです。
・テクニカルを組み合わせて優位性のある取引ルールを作成すること
・それを身に付くまで練習すること(二階堂さん本の中で練習できます)
・それを実践し、守り続けること
具体的なやり方は、相場との相性や自分のライフスタイルによっても変わると思いますので、本を読んだ上で自分でも考えてみてください。
その取引ルールを一貫して守り、継続できるか?
これが投資家として最も大切であり、難しいポイントです。
みなさんもぜひ参考にしてみてください!
◇最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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