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その57〜「できる部下を持つと大変…」に対する解決策〜

※忙しい人向け、この記事の要約です。

この記事では、優秀な部下や後輩(ハイアチーバー)を効果的に指導する方法を紹介しています。
彼らが持続的に成長し、成果を出し続けるためには、以下の3つのアプローチが重要です。

①グロースマインドセットの維持:
②感情的知性(EI)の発達:
③ネットワークの拡大:

これらの指導により、ハイアチーバーは自己満足に陥らず、失敗から学び続け、組織に貢献できます。
上司としては「失敗を恐れない文化」を醸成し、信頼される存在になることが求められます。

家庭においても、子供たちの挑戦心を育て、感情のコントロールをサポートし、多様な人との交流を促すことが大切です。
夫婦が一貫したメッセージでサポートし、子供のペースを尊重することも重要です。


あの若い子、めっちゃ優秀だな〜
と素直に感心しつつ、

ああいう子がこれから出世するんだろうな…』と心の中で思って、モヤっとすることないですか?

期待の若手が、ガシガシ業績を残していくと、実際焦りますよね…

そして、そういう若手の直属の先輩ともなれば、カッコいいところを見せたいし、負けたくないと思うのが本音かなと。

そして、その指導もしなければならないとなるとかなり大変かと思いますし、悩まれる方も多いでしょう。

実際にZ世代やその下の世代の子達と接するのが難しいと感じている人は結構いらっしゃいます。

こういった記事もよく見かけるくらいですので。


と、そういう状況の中、
「どうやって『結果をどんどん出している優秀な部下』を指導していくか」
こういった部分に悩まれる方へ、紹介したい今日の論文はコチラ!

タイトルは、
飛び抜けて優秀な従業員をどうサポートすべきか

さらなる高みを目指すための3つのアプローチ

です。

それでは早速見てみましょう!



論文の要約

この記事は、卓越した成績を持つ「ハイアチーバー」を効果的に指導するためのメンタリングの重要性を解説しています。
彼らの成長を支えるためには、失敗から学ぶ力を促し、自己満足に陥らないよう支援することが求められます。

指導のポイントは以下の3つです。

①グロースマインドセットの維持
新しい挑戦を楽しむ姿勢を育む。

②感情的知性(EI)の発達
人間関係を深め、意思決定力を向上させる。

③ネットワークの拡大
多様な人々とのつながりを増やす。

効果的なメンターは、失敗を学びの機会に変え、思考を広げ、成長を促します。
この戦略的なメンタリングは、個人だけでなく組織全体に創造性と成果をもたらします。

https://dhbr.diamond.jp/articles/-/10823より抜粋し改編


優秀な人は失敗する機会も少ないため、

失敗してしまった時にどう立ち直るか
を伝え、

そして、より自身の世界を広げるために、
どうやってネットワークを広げていくか
をアドバイスしていく

というのが大事なようですね。

失敗を歓迎する文化、というのはこちらの記事に書きました。


「失敗は当たり前」
「学ぶための良いキッカケ」

上司である自分が、そういうマインドで業務にあたり、組織内にそういった文化を醸成していくことが大事ですよね。

感情的知性(EI)についても過去に書いています。

フィードバックを受けるためのマインドも重要ですよね。

その部下が昇進を目指しているなら、こういったことも伝えられるといいかもしれません。

(記事の紹介ばかりになってしまった…)

こういった内容をおさらいし、後輩の指導に当たると、より信頼を得られるかもしれませんね。

「優秀な部下・後輩に頼りにされている上司」
というのも心強いことであり、自信にもつながります。

家庭に置き換えて考えると…

これは親子で接する際にも同じようなことが言えるかもしれません。

・挑戦するマインド
・感情に流されずに意思決定する力
・多様な人との関わり、繋がり

この環境を整えてあげることは、親としてできることだと思います。

子供たちもそれぞれ異なる個人ですので、
「何でもやってみたい!」と思っている子と、
「新しいことは少し怖い…」と思っている子と、
スタートラインは違うかもしれません。(我が家は上の子と下の子でも違います)

ですが、その子その子で、どのようにコミュニケーションをとっていけばそういったマインドが身につくかを考えて接することで、
後天的に習得できるものであるとも言えます。

また、この点で重要なのは、
「夫婦で同じマインドを持つこと」
です。
パパとママで言っていることが異なると、子供たちは混乱してしまいます。

まずは、ご夫婦で「失敗OK!どんどんチャレンジ!」という雰囲気を作っていきましょう!

あとは、「子供たちを急かさないこと」は重要かなと思いました。

「なんでもっとチャレンジしないの?」
と圧をかけてしまうと、逆に子供たちは委縮してしまいます。

「やってみたい」と本人が自分から言い出したことを応援していく、
というスタンスからでもいいのかもしれないですね。

まとめ

本日は「優秀な部下・後輩との、上司としての関わり方」をテーマにした論文をご紹介しました。

家庭でも同様のことが言える、と書きましたが、子供たちに接する中で、
色んな声のかけ方を実行すると思います。
それは職場でも活用できる内容であることが多いはず。

ぜひぜひ、家庭↔職場で相互に行き来できるようなスキルの使い方を練習していきましょう!

それではまた次回。


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