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その78〜朝令暮改な人に悩まされないためにすぐにできること〜

※忙しい人向け、この記事の要約です。

頻繁に方針を変える上司や家庭での予測不能な状況には、以下の5つの戦略が有効です:

段取りを整える
プロジェクトや家庭の目標や背景を事前に共有し、関与しやすい環境を作る。
具体的な質問をする
抽象的な意見を避け、特定のポイントについて明確に意見を求める。
修正期限を設定する
変更可能なタイミングを明確にし、長引くリスクを防ぐ。
ていねいに抵抗する
方針転換や予定変更が必要かを冷静に問い直し、不要な労力を減らす。
抵抗の原因を探る
変化に反発する理由を自己分析し、柔軟性を高める。

家庭の視点:
家庭でも、子どもの予定変更や意見の変化に対応するには、事前に段取りを共有し、目標を一致させる努力が必要です。
子どもの約束が守られない場面でも冷静に対応し、柔軟なアプローチを試してみましょう。

結論:
家庭や職場で予測不能な行動に悩まされても、適切な準備と柔軟な対応でスムーズなコミュニケーションと効率的な進行が可能です。


「残業して作った資料、またやり直しだって。昨日と言ってること、真逆なんだよな」
なんてこと、経験ある方いるのではないでしょうか?

言うことがコロコロ変わる上司に「イライラッ💢」時たことがある人は、むしろ多いのではないでしょうか?

こちらがストレスを抱えていても、向こうにはノーダメージなのが、癪に触りますよね…

それなら、うまく付き合っていくしかない、
でも可能ならやり取りをコントロールして自分で主導権を握りたいですよね。

そんなことを思うあなたに紹介したい今日の論文はコチラ!

タイトルは、
すぐに方針を変える上司とうまくつき合う5つの戦略

終わりのないやり直しを回避する

です。
それでは早速見てみましょう!



論文の要約

頻繁に方向を変える上司のもとでは、仕事が停滞しフラストレーションが溜まる。
以下の5つの対策が有効。

①段取りを整える
プロジェクトの背景や目標を事前に共有し、上司が効果的に関与できる準備をする。

②具体的な質問をする
抽象的な意見ではなく、特定の点についてフィードバックを求める。

③修正期限を設定する
変更可能な期間を明確にし、長引くリスクを防ぐ。

④ていねいに抵抗する
方針転換が本当に必要かを問い直す。

⑤抵抗の原因を探る
変化に反発する理由を自己分析し、柔軟性を高める。

結論: 創造的で改善志向の上司の性質を活かしつつ、意図的に対応すればやり直しのコストを減らし、協働を円滑にできる。

https://dhbr.diamond.jp/articles/-/10979より抜粋して改編

「言うことがコロコロ変わる」は、
言い換えると、
「次から次へと新しいことを思いつく」
という特性とも言えますね。(それが悪い方向に働くと周囲に迷惑がかかるんですが…)

ただ、その上司の言い方がキツかったりすると、
そうポジティブに捉えられないのもまた事実。

それをコントロールしてうまく活かすためには、下準備が必要ということです。

過去にもこんな記事を書いていました↓

キツい上に、言うことコロコロ変わる(それでいて優秀で能力高い)上司と働くのは一苦労ですが、
この5つの対策を行ってみるのは効果的かと思います。

ただ、やはり覚悟は必要ですね。
ご自身のメンタルをケアし、そして上司のフィードバックを活かそうとするマインドは忘れずに持っておいた方が良さそうです。

↓メンタルケアについて

↓フィードバックを活かすマインドについて

こんな感じで過去記事にも書いてますので、是非とも参考にしてみてください。


家庭に置き換えて考えると…

子育てをしていると、言うことがコロコロ変わって、
「約束、なんて形だけで守られたことないわ!」
と思ったことがあるのではないでしょうか?

上司なのか、部下なのかは置いておき、そういった子供たちのコロコロ変わる言動をうまくコントロールするためにも、使える部分はありそうです。

我が家では、
「毎朝7時半に家を出発するプロジェクト」
があるのですが、
全員が心を一つにしないとなかなか成し遂げられません(笑)

「明日は朝ごはんすぐ食べる!」
と夜に言っていた下の子が、
ゆっくりと一口一口をじっくり味わうように食べていたり。

「ご飯食べたらすぐ歯磨きする!」
と前日に約束した上の子が、
いつまでも歯ブラシを口に入れる様子がなかったり。

やはりこちらから丁寧に段取りしてあげる必要がありますよね(ちょっと強引ですかね…笑)


家庭においては、どちらが上司で、どちらが部下ということはありません。

ただ、一方的に意見を押し付けてくる上司に理不尽さを感じるように、
その場の雰囲気で意見がコロコロ変わる子供たちに、悩まされることもあるかと思います。

その時は上に述べたいくつかのアプローチのどれか、その場に適するものを試していただくと良いと思います。


まとめ

本日は「朝令暮改な上司への対応」をテーマにした論文をご紹介しました。

世の中には、こういった気質を持つ人も少なからずいますが、
そんな人は、うまく導いてあげることによって大きな力を発揮することもあります。

「コロコロ意見の変わる人に悩まされているなぁ」
と感じたら、
ぜひ実践してみてくださいね。

それではまた次回。

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