![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/158113516/rectangle_large_type_2_5cae9ab9565ab92a0a0d94193abeccce.png?width=1200)
その47〜チームのネガティブな雰囲気を解決してこそ信頼できるリーダーになれる〜
※忙しい人向け、この記事の要約です。
この記事では、チーム内に生じるネガティブな空気や反感に対処する方法について説明しています。
陰口や無礼な態度が続くとチームの士気が低下するため、リーダーが積極的に介入し、早期に問題を解決することが重要です。
具体的には、メンバー同士の対話を促し、個々の不満や懸念を聞き取り、コミュニケーション方法や会議の進行に変化を取り入れることが推奨されています。
リーダーは、自分が批判の対象であっても防御的にならず、フィードバックを受け入れ改善する姿勢を持つべきです。
ネガティブな感情は無視せず、受け止めた上で建設的に対処することが、チーム全体の成長に繋がります。
家庭においても、家族の誰かが機嫌が悪い時に積極的に話を聞き、不満を受け止めることで家族全体の雰囲気を改善できると述べられています。
「ちょっとあの人の発言、ドン引きしたんだけど…」
「なにあの態度、人に頼む態度じゃないよね」
「あの人と一緒に働きたくないわ〜」
みたいな不平不満、陰口など、
生きていれば一つや二つ、いやもっと沢山あるのではないでしょうか?
それをネタに話をするとスッキリ!
ということもあるのですが、
逆に周囲でそういう陰口ばかり聞こえてしまうと、いい気はしないですよね。
今日はそんな、組織に生まれてしまうネガティブをどうやって克服するか、という内容の論文をご紹介します。
タイトルは、
「チーム内の緊張は、リーダーが積極的に解決しなければならない
共感を示しつつ、建設的に関与する対処法」
です。
それでは早速見ていきましょう!
論文の要約
この記事では、チーム内でネガティブな空気が生じた際、それに対処するための積極的な介入方法について説明しています。
チーム内での陰口や無礼な行動が続くと、反感が高まり、士気が低下するため、リーダーが早めに介入して問題を解決することが重要です。
対策としては、メンバー同士の対話を促し、チームの懸念や不満を個別に聞き取ることが挙げられます。
また、コミュニケーションのパターンに変化を加えることや、成功や成果を祝うことで、チームの士気を高めることが推奨されています。
リーダー自身が批判の対象になっている場合でも、防御的にならず、フィードバックを受け入れ、改善する姿勢を持つことが大切です。
「ネガティブは、伝播する」
ということを聞いたことはないですか?
スポーツとかだとありがちですよね。
一つミスをして、引き摺ってしまうとズルズルと連鎖が起こってあっという間に試合が決まってしまう。
職場でも、陰口や反感は伝播し、チーム内に蔓延り、全体のモチベーションを低下させるとあります。
こういったネガティブな感情や行動は一時的な物でもありますが、
継続された時には「時間が解決してくれることはない」と考え、行動すべきだと、述べられています。
要約には、ポジティブに関わることが対策として書かれていますが、
本文には、「(自分自身に対するものも含めて)批判的なフィードバックも受け入れる」ことが必要、とあります。
ポジティブを押し付けるのではなく、ネガティブな感情を一旦受け止めて次に進むためのアクションを起こす(周囲に示す)ことが、
リーダーとしてできることだと思います。
過去の記事ではありますが、過剰なポジティブ思考は、周囲に悪影響をもたらすこともあります。
ネガティブを受け止め、人に寄り添うことで、問題を解決することができます。
たとえ自分に批判が向いていたとしても、です。
家庭に置き換えて考えると…
家族が何となく機嫌悪いこと、ありませんか?
パートナーや子供たち、あとは両親も。
家族も一つのチームと考えると、
一人の機嫌が悪ければ、
家族全体の雰囲気も暗く、重たくなってきますよね。
大抵そういうときは、
「今はそっとしておこう…」
となるのではないかと思います。
ただ、今回の論文を参考にするのであれば、積極的に介入していくべきです。
家族と言えども他人なので、不満に思っていることは直接確認してみないとわかりません。
そして、自分の行動が原因ということも考えられますので、自分を顧みて、そのうえで話を聞きに行くのが良いと思います。
感情をコントロールした状態で臨んでみましょう。
そして必ずそのフィードバックを自身の行動に反映させることを約束し、実践することが大事です。
信頼を得ていくためにも、行動に移して、示すことを意識していきましょう。
まとめ
本日は、「チーム内での不穏な雰囲気に対処する」ことをテーマにした論文をご紹介しました。
違う人同士が集まって、生活・仕事をしていれば、こういったトラブルはつきものです。
しかし、こういったネガティブな状況を乗り越え、チームとしてまた前に進んでいくかじ取りをすることが、リーダーには求められていますし、信頼を勝ち取る事にも繋がります。
争いごとから目を背けず(つらい立場であっても)、受け止め、行動していきましょう!
それではまた次回。