Moly/経理の手帳
日々の思ったことを簡単に呟いてます
仕事での学び、生活の気づきをまとめてます。 月に数本のペースで執筆。 画像は「suyaco|絵を描くワーママ」さんから使わせていただきました。
転職したてだが、マニュアルがない組織はしんどい。 業務の引き継ぎも過去資料とメールを漁ってというスタンスの組織は残業が多いことを実感している
随分と前から日本の製造業が海外企業に負けるニュースをよく見るようになった。 特に低コストを売りにしてた企業が海外企業に負けて、事業撤退に追い込まれる事例が多い印象がある。 製造業で働く身として日本のメーカーの企業努力は素晴らしく、世界に知らしめた「カイゼン」は良い言葉だと思うし好きだ。 お陰で業界シェアトップの企業は日本にはいくつかある。 しかし最近は自分自身の興味として「業界トップ」という言葉にあまり惹かれなくなってしまった。 自社製品を日々研究し改善していく過程は素晴ら
固定資産はモノによってはメンテナンスのために掘削部を交換したり部品を入れ替えることがあります。 発生した費用は目的や金額により修繕費と資本的支出に分かれます。 資本的支出とは固定資産の修理、改良などのために支出した金額のうち、その固定資産の使用可能期間を延長または価値を増加させる部分のことで、 取得原価として資産計上する必要があります。 国税庁のホームページに掲載される法令解釈通達には以下のように記載されています。 修繕費とは 有形固定資産の通常の維持管理又は原状回復のた
社内から評価されるとー次第に参加するプロジェクトが大きくなってくる。 今までは2〜3名規模で推進していた内容が、大きくなると10名以上の参加者になり、自身がリーダーとして牽引する立場にもなるでしょう。 プロジェクトによっては部署を横断して、全社を巻き込んだ規模になる場合も多い。 その中でプロジェクトを成功に導くためのコンセンサスマネジメントを解説していく。1 コンセンサスマネジメントとはコンセンサス(consensus)は合意形成という意味で、議論を通して関係者の価値観や利
経理職の転職活動は他業界への移動が比較的にハードルが低いと感じる。 そのため私は異業種への転職を2回経験しているが、転職活動で製造業からIT業移へ移動するために動いていた時に、年収面で納得いくオファーがもらえず苦戦した経験がある。 今振り返ると「企業のビジネス構造での経理職の立ち位置」という視点が欠けており、自分が求めてる水準に合わない企業に応募していたとわかる。 今回は、経理の転職で注意すべき企業分析の視点を共有したい。 日本におけるビジネス環境日本はそもそもとして国内マ
web3という新しい分野が発展していく中、多くのビジネスチャンスが生まれています。 そして私たち会計人には新しいビジネスを紐解き、経理として帳簿に記帳することが必要です。 起業家が新しい分野に飛び込む中、思わぬところで足元を掬われないためにも、最近流行りのDAOについて会計処理を考察してみました。 DAOの定義DAOは「Decentralized Autonomous Organization」の略で、日本語では自律分散型組織と訳されます。 WEB3の文脈で使われることが多
キャッシュフローを安定させるには「入金早く、支払い遅く」が基本だと言われてる。 だけどこの論調は取引先や支払い先に負担を強いており、長く続く先に片方が疲弊して倒れる可能性がある。 倒産になったら債権を回収できないし原材料の調達が難しくなる。 ここで注意すべきは「お互いの許容範囲で妥協点を見つける」ことがキャッシュフローの長期安定につながると考えてる。 その中でバランスが良い施策を考えてみた。
成長企業の不正はありがち。 今回の件を勉強して自分が捕まらないようにしよう。 その企業で働いていたり投資をしてたら、関わりがあるだけで安心して生活できません。 今回の事例を勉強し自己防衛の力を身につけよう。 <今回のポイント>まとめると下記5点が重要だと思われる。 ---------------- ①売上、原価関連 →架空売上の計上、売上の前倒し計上、架空原価の計上 ②不正当時の内部状況 →上場企業としてのプレッシャー、前会長への依存度 不正を組織で正当化する企
スタートアップでは「Moat (堀)を築け」と言われたりする。 起業家が使う言葉なので初めて聞く人は最近生まれたビジネス用語と考える人がいるかもしれないが、実は投資家のバフェットと盟友のマンガーがよく使うビジネス用語でその歴史は古かったりする。 彼らがどのようにMoatを表現するかというと、、、 <1995年 バークシャーの株主総会より> (投資や事業において)最も大切なこと、私たちが常に探し続けているものは、"広く、長い期間続く堀(Moat)"と、それが守る"素晴らしい
最近、会社と綿密にキャリアについて交渉してる。 他の人の為になればと思ったので、どんな交渉をしているのか詳しく書いてみようと思う。 <現状分析> 経理の特徴として転職では「実務経験」を重視するので、若い人材が見つかりにくい。 自分の職場も同様で「実務経験」を重視した中途採用を行ってるが難航してる模様。 しかし会社全体では不思議なことが起こっており、新卒は毎年取るものの数年で結構な人数を辞めているのだ。 原因は明らかで、大企業病を発症し、平均年齢は40歳を超えジョブローテ
転職アンテナ(moto株式会社)を買収したログリーですが、取得後1年経たずに減損。開示資料を読んだので所感を書きます。 moto株式会社とは?副業で数億円稼いだmoto氏が創業した会社で転職アンテナというwebメディアを運営している。 SEOはmoto氏のTwitterや書籍によるマンパワーに依存していたものの、"副業"というワードでForbesや日経などから取材を受けており被リンクに権威性がありwebメディアとしての価値を高めている。 <買収時のmoto株式会社の業績>