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子どものやる気スイッチを押す奥義✨
2月4日(日)『やる気を出させる秘訣』横浜国立大学教育学部 後藤隆章先生の講義のまとめ。
冒頭、「壮大なテーマをいただいてしまって💦そんなものがあったら子育て中の自分も教えてほしい」なんておっしゃってたけど、なんのなんの良いお話でした。
今すぐやめたい声かけ
大きく3種類
①指示的な声かけ
例:〜しなさい
↓ 【改善】
選ばせる声かけ
例:どっちにする?
②おどしのような声かけ
例:宿題しないとおやつあげない
↓ 【改善】
ポジティブな声かけ
例:宿題やったらおやつにしよう
③他者との比較
例:〜くんはできるのに…
↓ 【改善】
過去の自分との比較
例:去年より記録があがったね
よく言われる事だけど、ついついやってしまいがちな声かけのオンパレード💧これを期にまた気をつけるようにしたい。
やる気とは行動すること
やる気がある状態とは、実際に行動するできる状態のこと。
人が行動するために必要な要素として、結果予期と効力予期がある。結果予期はその行動をとるとどんな結果になるかがわかること。例えば、勉強するとテストの点があがる、とか。でもこれだけだと動機が弱い。もう一つ、効力予期がプラスされるとかなり行動しやすくなるそう。効力予期とは、自分はこういったことができるぞという気持ちのこと。いわゆる自己肯定感、自信のこと。
効力予期を高める方法
①実際に行動して、成功体験を持つ(自分
はこういうことができるんだ、こんな
力があるんだ!)
②他人の行動を観察する(自分もああ
なりたい、自分にもできそうだ、
きっとできる!)
③自己強化や他者からの説得的な暗示
(私はこういうことが得意なんだ!
君にはこんな力があるよね!)
特に③に注目。言語が思考を支配する、つまり言語によって行動はコントロールできる。一種の思い込み作戦!或いは、言霊作戦!言語化できればそれはすべて実現できるとのこと。はじめは他者(親)が発した言葉も、自分(子供)の能力だと言えるようになることがゴール。
ワーク
暗示チャンスがいつ訪れてもいいように、自己肯定感を高める声かけ、セリフをあらかじめ考えておこう。
子どもが行動したら、必ずフィードバックしよう。例えば、毎日マラソンの練習をやって、本番で自己ベストタイムだったなら、毎日練習を頑張ったところをほめて、達成感を味わうことで自己肯定感が高まる。「その結果になったのは君が努力をしたからだね!」
おまけ
「ありがとう」はどんどん安売りする!そんなにありがとうばかり言うなんて、何か裏があるの?って疑われるくらい言う!感謝されることは他者から認められるということで、肯定感が確実にアップするから。
まとめ
言語が行動を支配する。だから、他者が言った暗示でもいつか我がものになって行動できるようになるっていうのが驚き😳
さしあたって、朝が弱々な子どもたちに、「明日の朝は必ず目覚まし時計より早く起きられる!」と耳打ちしてみようっと👍そしていつか「オレ、目覚まし時計より早く起きられる能力あるんだよね〜」と言ってほしい😁