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『アフリカで、バッグの会社はじめました 仲本千津の進んできた道』読了📖

気づいたら、リッチーエブリデイのバッグ、ポチってた。

リッチーエブリデイは、仲本千津さんが立ち上げたバッグのブランド。アフリカンプリントの布で作られてる。鮮やかなカラー、大胆な柄が個性的で魅力あふれるバッグ。
千津さんはウガンダの工房で現地の女性たちを雇い、バッグなどの商品を作って日本で販売してる。
『かわいそうな人たちのために、慈善活動だと思って買ってください』というものではなく、バッグそのものの素敵さで選ばれるようなものを作って、そのうえで、作り手にも思いをはせてもらえるものにしたい。
確かに、デザインもかわいいし、丈夫そうで機能性も高そう。今からバッグが届くのが楽しみで仕方ない😚

この本を読んだことも購入理由のひとつ。純粋に千津さんの生き方に感動したから。
国境なき医師団、国連で働くなど夢は変化し、社会の動きを知るため社会全体に関わりをもつ大手の銀行に就職するも、アフリカへの想いが強く退社。NGOへ転職、アフリカで働く中で起業に踏み出す。「社会起業家」となる。寄り道多めでも「人の命を救う仕事がしたい」という芯はぶれなかった。社会全体が苦しいとき、真っ先に見捨てられてしまう弱い立場の人、例えばシングルマザーとかそういう一番助けを必要としている人に、働く場所を作ることでぶれない想いを実現させた。

本の中で、涙腺崩壊ポイント、2回😭
1つ目の話。千津さんの工房のエース、スーザンが縫製技術をかわれ大きな縫製工場から引き抜きの話がきた。今の工房よりもずっと高い給料がもらえる。でも、スーザンは断った。あなたについていくことにしたって🥹もう、絶対頑張れるじゃん!信頼されるってすごい力になるから。
2つ目の話。「おかあちゃん、一緒に会社の代表になってよ。日本での仕事を任せたい!」「わかった」おかあちゃんは二つ返事。起業はもとより、会社勤めもしたことがないのに!やっぱり「信頼」なんだ。千津さんが世界で一番信頼してる人に頼んで、おかあちゃんもそれをわかっていた🥹おかあちゃんも、絶対頑張れるじゃん!私も息子や娘に何かお願いされたら二つ返事できる信頼関係を築きたい✨

途上国支援は、先進国の援助や寄付をどう得るかという視点になりがちだけど、一方が負担になる形では続かない。両方にメリットがあれば持続可能になる。そんなWIN WINの仕組みってちゃんとできるんだ。貧困だけじゃなくて、環境問題や戦争なんかでもそういう仕組みで解決できたらいいのにな。小さなものでもそれが集まれば、大きな塊や波になるから。

「アケロポシェット」、私がポチったバッグ。「アケロ」はウガンダの言葉で「幸運を運ぶ」。きっと、私にも幸運がくる😆バッグを見るたび、使うたび千津さんや工房の女性たちのことを想うだろう。そして、今自分ができることをやろうって気合が入るはず👍

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