私のお気に入り0003:佐渡の海で拾った石
去年佐渡の海で友達と拾った石。
美術館に飾ってある抽象画みたいな模様。
つるつるすぎない、すべすべでもない。つるすべ、といった肌触り。
人間に例えるなら、憧れのあの人のような佇まい。
なんとなく、お腹にのっけてみたり。
日向ぼっこさせたり。(窓際に置いているので毎日陽を浴びてるけど)
森のようなアロマオイルを垂らして枕元に置いたり。
本の上に置いてみたり。(意味はない)
この石に出会ってから、石屋さんに入ってもあまり他のがほしいと思わなくなった。
うちの子がいちばんかわいい。
親ではないので、持ち主ばか。
この石のほうが旧くから存在していて、私は一時的に部屋に置かせていただいているに過ぎない。
何度見ても、これ以上の石はないように思える。
この絵本を思い出した。