[薪ストーブ]ストーブの設置方法と薪割り編
2015_03
薪ストーブについて
どれほどクリーンバーンや触媒方式の二次燃焼、三次燃焼が優れていようが、外国製のストーブが格好良いと言われても、無い袖は振れません。
インターネットで探せば直ぐに見つかる北海道のストーブ屋さんでメガネ石と併せて薪ストーブを購入しました。確か1万5千円位で買えたと思います。
薪ストーブの新保製作所
http://www.maki-stove.jp/
届いてびっくりしたのはその軽さでした。
薪ストーブといえば重たく、とても一人では動かせないイメージがありましたが、僕の買ったストーブは鋳物製ではなくスチール製なので、片手でも持てるくらいの重量しかありませんでした。
本当に大丈夫だろうか?
耐用年数はおよそ2年~4年と書いてあります。逆を言えば、一生物と言われる鋳物製のストーブとは違い、穴があいたら(出来れば穴が空く前に)買い換えることが前提のストーブなのです。
値段の差を思えば納得です。
また、屋内から屋外へ煙突を通す際に必要なメガネ石はコンクリート製でした。今だったら自作に挑戦していたかもしれません。
薪ストーブの改良
煙突の延長
これまで薪ストーブを使ってきて多少は改良をしてきました。参考になるかもしれませんので、簡単に。
煙突が長くなれば吸い込みが強くなるとのことで90cm程伸ばしました。
確かに少しだけ燃える勢いが増したように思いました。
初めは壁への遮熱と蓄熱を目的に、ストーブの後ろにレンガの壁を作りましたが、ストーブと壁までの距離が離れていたようで、あまり温まりませんでした。
熱による危険はないと判断し、直ぐに撤去しました。
※見た目も気に入らなかったのです。
耐火レンガで補強
良く乾燥した針葉樹を立て続けに燃やしていたら、一度だけストーブの横が真っ赤になったことがありました。
室内で使っているのだし、これはとても危険だと感じました。
ストーブ自体にもダメージが残る気がします。
そこで薪ストーブには耐火煉瓦を敷き詰めました。
これは良いアイディアだったと思います。
写真を撮る為に掃除しましたが、実際に使用するときは溜まった灰を綺麗に掻き出すことはせず、ある程度底辺の赤レンガの上に残しておくことがポイントです。
薪を燃やし始めてから部屋が暖まる迄の時間は、中の耐火煉瓦を暖める分遅くなりますが、煉瓦が畜熱するので炉内の温度が下がりにくくなります。
なによりストーブの耐久性が著しく上がったと思います。
この改良により、4、5年どころではなく、ずっと使えるのではないかと期待しています。
薪割りについて
薪割りをする流れと、僕が薪割りに使っている道具を紹介します。
安物ばかりで少し恥ずかしいですが、今のところ不自由は感じていません。
①:チェーンソー(排気量:30cc ガイドバー:350mm 燃料:[ガソリン:2ストオイル]→[50:1])
②:斧
③:10ポンドハンマー
④:クサビ
⑤:小さいハンマー
斧を使った薪の割り方
先ずはチェーンソーで丸太を玉切りします。ストーブに入る長さを覚える迄は丁度良い長さの棒を作ったり、チェーンソーのガイドバーの長さを目安にすると良いです。
後は玉切りされた丸太を斧で割るだけですが、切り株や太めの丸太を玉切りした物(薪割り台?)の上に乗せると良いです。
割りたい丸太を地面に置くよりも、打点が高くなる方が割りやすいし、降り下ろした斧で自分の足を傷付けるリスクも減らせます。
初めて立派な薪割り台を手に入れた時は非常にうれしく、とても大事にしました。
今では同レベルの太さ、硬さの薪割り台があちこちにあるので、その感動も薄れてしまいました。
また、斧にはヘッドを重くして、殆ど落とすだけで薪を割るタイプと、僕が使っているような、とても軽く、降り下ろす際の早さで割るタイプのものなど、種類も様々です。
自分に合った斧を探してみて下さい。
全く同じ斧はもう販売されていませんでした※Amazon調べ
どうしても斧では割れない太さ、堅さの薪を割るために
ストーブに入る位の大きさになる迄チェーンソーで細かく切るというのも一つの手ですが、木が短くなればなるほど、チェーンソーを使うのは危なくなるし、切りたい方向によってはソーチェーンを痛めてしまいます。
そこで「クサビ」の登場です。
古い記憶なので少し曖昧ですが、僕が選んだクサビはうまくすれば一発で4等分に割れるというアメリカ製のものだったと思います。約$15のものです。
喜んでクリックしたら、送料が3000円ほど掛かってしまい、早計だったと後悔しました。
送料は高かったけど、まぁまぁ使えるので概ね満足しています。
※一度に4つに割れたことはないけれど。
※現在は似たものでもう少し安いものもありました
使い方は、小さいハンマーでクサビを食い込ませ、最後は10ポンド(4.5kg程度)ハンマーで力一杯叩き込みます。それを丸太が割れる迄繰り返します。男性ホルモンが迸ること請け合いです。
最後に
これまでにお伝えして来た薪ストーブに関することの殆どは2シーズンの経験測でしかないので、まだまだ浅いということをご理解下さい。
薪ストーブに関してはひとまずおしまいです。
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