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うちの子のダジャレは原ゆたか先生仕込み

『ダジャレ。
・すべりだいはすべりたい。
・トイレにいっトイレ。
・トマレがトマトになってた。
・シルのえのシール
・カレーのなかにカレーがはいってた。
・はやしみみちゃんがはやしにいった。
・スキーがスキ。
・しかがしかった。
・とりにくはとりにくい。 』

ある一枚の塗り絵の裏に
黒いクレヨンで大きくしっかり
そしてみっちり書かれたこれら。
我が子の自作ダジャレコレクションである。
危うく気づかず資源行きだった。
ひらりと机から舞ったおかげ。

ツッコミどころが満載。
しかしこうやって言葉を覚えていくんだ
と成長過程を見させてもらっている。

私、息子の前でダジャレ多発してたかな…
夫はユーモアと かけ離れた人だし…
先生や学童の指導員さんも
ダジャレを言うキャラじゃない…
やっぱり お友だちかな…

とダジャレの講師を予想してみる。

すぐ近くに積み重ねられた本。
講師現る。

そこにあったのは
「かいけつゾロリ」シリーズが何冊も。
原ゆたか大先生のおなーりー。

一冊だけ辞書並みの厚さのゾロリがある。
なんと
かいけつゾロリの
おやじギャグ&なぞなぞ大じてん

と。
原ゆたか先生、
物語に収まりきれない言葉遊びを別冊で?!

おかげで何かひらめくと
文を作るようになった我が子。
もれなくダジャレ付きなのである。
まだダジャレになっているか否かの
違いがあいまいなようだが
同音異義語を見つけたときの
彼の目の輝きは見ていて微笑ましくなる。

学校でも
まとまった文を書くようになった。
いつかその中でも
ダジャレをぶちかますんじゃないかと
若干の不安と大いなる期待をしている。

3月になると
1年間の学習の記録を持って帰ってくる。
作文などの産出物の大したファイルだ。
それを見るのが今から楽しみな
親バカ兼ダジャレ好きがここに一人。

子どもに言葉の面白さを教えてくださった
原ゆたか先生に感謝する。

私も負けてられない!
息子がぐっすり眠っている間に
熟読。


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森ノ琴
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