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お土産をくれない彼。私だったら絶対買ってくるのに、なんで?

恋愛、特に恋人同士では相手の立場になって考えることが大事という場面が多くあります。

私もよく言いますが、彼が週末遊んでくれないとき

彼からLINEが返ってこないとき

そういう場面に出くわしたとき、彼の気持ちを考えてみてと。

でもこの彼の立場に立って考えるとき、「私だったらこうするな」を考えている人はいませんか?

これ、じつは彼の立場に立っているのではなくて、あなたの考えを彼に押し付けていることになっています。

▤自分に置き換えて考えるのではなくて

もちろん、自分に置き換えて考えることも時には大事です。

だけど、人によって考え方は違うもの。
彼がしてくれたことが自分の考えと違ったときに「それはちがう」と一方的に否定するのはあまりよくない方法です。

たとえば、彼が友達と旅行に行ったとしましょう。
旅行から帰ってきた彼に会った時、彼からお土産を渡されなかったとします。

あなたはどう考えますか?

以前の私だったら多分、「悲しい」気持ちになると思います。

なぜなら私だったら彼に何かしらお土産を買ってくるだろうし、それが当たり前だと思っているからです。
そして自分がお土産を貰ったらうれしいし、旅行中に考えてくれたことがうれしいから。

でも彼は私にお土産を買ってきてくれなかった。
旅行中、私のことを考えてくれなかったんだ、悲しい。

そういう思考回路になると思います。

これが自分に置き換えて考えると、です。


では、彼の立場になって考えるとしましょう。

この場合、どうして彼はお土産を買ってきてくれなかったんだろう??

もしかしてお土産を買う時間がもともとなかったのかもしれない。
彼にはお土産を買うという習慣がなかったのかもしれない。
いいお土産が見当たらなかったのかもしれない。

想像するといろんなことが考えられますよね。
どれが本当かは彼に直接聞いてみなくちゃわからないけれど、「旅行中、彼が私のことを考えてなかったからだ」なんてことはそれこそあなたの想像に過ぎません。

せっかくだったら、自分が悲しくなるような想像をするよりも、彼の立場に立って、彼がどんな考えの持ち主かを理解しようとするほうが今後の二人にとっていいと思いませんか?

さらにこの考え方は彼を信頼していると自然とできるようになります。
そもそも、彼女のことを雑に扱うような人だと思っていないのでネガティブな考えが出てこないのです。

今すぐにそういう考え方が出来なくても大丈夫。
悪い方向に考えてしまったときに「彼の立場になって考える」方向に舵を切れるようになれば自然と身についていきます。

こじれた考え方を少しずつ直していきましょうね!


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