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地味だけど彼のとっても好きなところ
目に見えて好きなところはたくさんあって,かっこいいとか仕事ができるとかはそのたびに口に出したりラインしたりして本人に伝えようとしているんだけれど,地味すぎてどのタイミングで話したらいいかわからない彼の好きなところがあるのでここに書いておく。
本当に地味だし,私にしかわからないことかもしれないけど。
まず,話しているときに二人称をつかわないのが好き。
ケンカの時などちょっと相手に距離を感じた時に「君」とか「あなた」っていう人がいると思うけど,あれがとても苦手。急に一枚の壁を感じてしまう。
気持ちはわかる。今けんかしている相手の名前を呼びたくないときだってあるし,諭すように話すときは冷静になれるからそうする人もいるのでしょう。
彼はけんかした時も私の名前を変わらず呼んでくれた。
自分が冷静になるために物理的な距離を置いても,心の距離を置こうとしないところがとてつもなく愛を感じた。
次に別れ際,見えなくなるまでずっと見送ってくれるところ。
私は友達に対しても最後まで,見えなくなるまで見送るタイプなので,自分がそれをされると自分が普段しているときの気持ちを彼も考えてくれてるのかなと嬉しくなる。
なぜ,友達でさえ見えなくなるまで見送るかというとその子が無事に帰れますようにという勝手なおまじないのようなものと,もしこの瞬間で会うのが最後であったとしても後悔しないためだ。
人は簡単に会えなくなる。
それが本人たちの意思のときもあれば運命でそうなってしまうこともある。だから無事に帰れますように,と遠ざかっていく背中を見送る。
彼が同じ気持ちを抱いているかは聞いてみないとわからないけど,そんな理由もあって嬉しいのだ。
あとは私が振り返ると人目を気にせずに見えるように大きく手を振ってくれるところ。
これはめちゃくちゃ愛だな,と思う。
毎回やってくれるから当たり前になっちゃってるし,別れ際にしてくれることだから伝えるタイミングが難しいのだけれど,近々ちゃんとありがとう,って伝えたいと思う。
そして仕事の状況について教えてくれること。
私は割とホワイトな会社に勤めているから目が回るほど忙しいっていう時期は一年に一回くらいしかない。家に帰って仕事をすることもないし,なんなら好きなことを仕事にしているから基本楽しく自由にやらせていただいている。
だけど彼氏は苦手なことをあえて仕事にしているし,目が回るほど忙しいなんて日常だと思う。
帰宅してからも仕事をしているし,土日も割と仕事をしているし,何より仕事が第一優先なのでまた忙しい人と付き合ってしまったなあと思うけれど,仕事に精を出している人はかっこいい。
話を戻すと,彼は仕事のスケジュールを教えてくれるし,どんなウェイトの仕事なのかも教えてくれる。
だから何となくではあるけれど彼氏の忙しさを理解しようとできるし,どうして連絡してくれないんだろうという気持ちよりは「今頑張っているんだろうな」とか「疲れ切っちゃったのかな」とか彼の立場に立って考えることができるようになった。
本当に項目だけ見たら地味なことだけど,私にとってはかなり大事なことで大きな愛情を感じられることの一つである。
彼のちょっとした好きなところを思い返したら幸せな気持ちになれるよ。
▼隠れた愛の探し方