好きだからこそ、自由な時間を与えてあげることの大切さ
好きな人ができるといつでも一緒にいたいし、いつでも連絡が取りたい!なんて思う女性は多いのではないでしょうか。
もちろん、私もその一人でした。
彼とは毎日連絡を取りたいし、最低週1回はかれとデートしたい。
何をしているのか仕事はどんな調子なのか、友達関係はどんななのか、知りたいことはたくさんありますよね
でもそんな風に自分の気持ちばかりを押し付けていると、ましかして彼は窮屈だなと思ってしまうかもしれません。
▤男性にとって恋愛は第一じゃない
よく聞く言葉ではありますが、男性の多くは恋愛を生活の第一に置いていません。
一番は仕事だったり、友人が多いです。
仕事は生きていく上でお金を稼ぐ大切なものであるし、今まで仲良くしてきた友人を恋人ができたからって蔑ろにすることは出来ませんよね。
また本当に仲のいい友達って素を出せているだろうし、かっこつけなくてもいい自分でいられる居場所でもあります。
以前、私は彼が考えていることを私に全て教えて欲しいと思うタイプでした。
彼が違う人に相談しているのを見ると、なんで私には相談しないんだろう?とか私だったら彼に一番に相談するのに、なんてことを思っていました。
だけど、男性にとっては特に、恋人と友人は大きく違うものです。
女性のみなさんも付き合い立ては彼に可愛く思われたいと素が出せていない状態かと思いますが、その緊張感をずっと持ち続けるのは大変ですよね。
たまにはすっぴんのままだらだらしたいし、自炊しないでコンビニで適当にお菓子を買ってドラマを見て過ごすだらしない姿を彼に見せようとは思わないと思います。
彼も同じ気持ちです。
彼にとって男友達は素を出せる、または子供に戻れる場所であり、彼女にはすぐには見せられない自分なのです。
でもそういう男友達と会って話したり遊んだりすることでストレスを発散し、彼女の前でかっこいい彼でいられるわけです。
わたしは学生の頃は特に、彼にとって私が一番じゃないと嫌でした。
友人よりも、家族よりも私を優先してほしい。そんなふうにわがままを言って彼を困らせていたことが多々ありました。
だけど、大人になっていくにつれて、恋人以外の存在の大切さに気付きました。
恋人はもちろん、友人よりも近い存在ではあるけれど、ずっと一緒にいる保証はないし、恋人に簡単に見せられない自分を見せる場所は自分の居場所でもあり、心地よい関係です。
恋人と別れた時に必ず端を聞いてくれたり、何も言わずにそばにいてくれたのは友人や家族です。
そうやって失恋を経験したことで周りの人たちの大切さに気付き、恋だけに突っ走っていた私も恋人以外の周りの人に目を向け、大切な存在として扱うようになりました。
みんな口には出さないけれど、あなたのことを大切に思っているし、幸せになってほしいと願っているのです。
それは彼の周りも同じ。
彼の周りにも彼にとっての大切な人がいて、大切な関係がたくさんあります。それを奪ってまで、あなたは彼の一番になりたいでしょうか。
男性の友人の中に、彼女にかなり依存されている人がいました。
彼女と付き合ってからは連絡もなかなか取ることができないし、会うことも難しい状態になりました。
しばらくしてから彼女と別れた話を聞き、久しぶりに会った彼はかなり疲弊していました。
彼女が友達に会ってほしくない、特に女性とは連絡を取ってほしくないという方だったらしく、音信不通状態が続いていたようです。
彼女の存在はもちろん大切だから彼女を一番にするという選択肢をかれは取ったわけですが、彼にとってそれが幸せなのかというとそうではないだろうし、なにより彼氏は彼女の所有物ではありません。
彼は彼であり、一人の人間なのです。
▤「彼だけ」にならないために
私が彼だけにならないためにしたことはやはり、自分の周りの大切さに気付くこと、そして意識的に大切にするということです。
彼ももちろん大事で、好きで好きでたまらないのですが、彼とは結婚しているわけではないし、付き合いが短いときはそれよりも長い付き合いの友人たちのほうが私のことを理解してくれているのは明白ですよね。
だからちょっとしたことは彼に相談していましたが、友人と話すことに重きを置いていました。
決してそれが冷めているというわけではなくて、ちょうどいい距離を自分なりに探した結果です。
ちょうどいい距離は人それぞれなので、彼と相談しながら、もしくは自分自身と相談しながら調整していくと良いと思います。
ただ恋愛依存度が高い場合は医分が思っているよりも少し距離を開けるのがちょうどいいかもしれませんね
自分なりに彼との付き合い方を一度考えてみるきっかけになればいいなと思います。