12/10
2019年の12月が、3分の1終わってしまった。早すぎる。
師走の慌ただしさ、と言うけれど、
毎日せかせかしてるわけでもない。
ただただ、24時間を繰り返し繰り返し。
もうすぐ折り返し地点。
充実しているから早いとか、ぼーっとしてるから早いとか、相反する論があるけれど、本当のところはどうなんだろう。
今日は暖かくて、白くてやわらかい光の中、ゆっくりと散歩した。
下を向いて探しものをしたり、
まっすぐ前を見ていたら猫を見つけたり。
キレイな空だなぁと上を向いたり。
同じ場所に立っていても、視線を変えるだけで、こんなにも見えるものが違うんだな、と思った。
途中、クジラみたいな雲を見つけて
ずっと見ていた。
だんだん形が変わっていって、わりとすぐ
クジラは居なくなった。
なんの鎧も着けず、ただお散歩するだけの時間は、良くも悪くも剥き出しで、良くも悪くも直接響く。
これが「素」というものならば、今の私はすごく弱いと思った。
ただ、この感覚は忘れたくない。
明日からまた、鎧をつけて
私を生きよう。