草木のように。
オレンジ色の木漏れ日が
森を照らしていた。
空気は冷たいけれど、とても暖かい光。
その森に生きるものにとって
一番の栄養だろう。
人間にとっての栄養は身体を造ることに使われる。身体が資本。
心の栄養は なにかな。
それはきっと、誰かと交わることで生まれる栄養。
友達や好きな人。
知らない人や嫌な人からも、それなりの栄養を貰っているのだろう。
心も身体と同じで、まんべんなく、バランス良く栄養をとる方が元気になったりするのかな。
森の中で、じっと静かに生きる苔のように。
じっとその場で佇んでいる草木のように。
強く凛としていたい。
心の栄養をたっぷり蓄えて、
私は今日も、草木のように凛と生きる。