大晦日に、おせちを食べるって本当ですか?
新年、明けましておめでとうございます。
朝起きたら、窓の外は真っ白な雪景色。
除雪車の音で目が覚めた。元旦の早朝から除雪してくれる方には頭が下がる。
今冬はかなり暖冬かと思っていたら、やはりそうはいかないらしい。年明けから急激に寒くなる模様。
今年は、年明けから夫と息子だけラップランドへ帰省。
私は仕事があるため留守番(悲)
当初はクリスマスに帰省する予定だったけど、その前の週に風邪をひいてしまい、このまま北極圏に行ったらもっと悪化して持病の咳喘息も出てきそう…ということで、二人だけで帰省すれば?と夫に提案したところ「クリスマスに一人ぼっちナンテ、アナタかわいそぉ…」と同情され、年明けに帰省するからネと言われた。
いやぁ…私はキリスト教徒じゃないし、全然行ってくれて構わないんだが…クリスマスは家族で過ごすもの!という慣習が、この国ではまだまだ根強いようだ。
年末は例年通り、私はおせち作りに勤しんだのだけど、元旦から夫と息子だけ帰省するとなると、おせちが大量に残ってしまう…私一人じゃ全部は食べきれない。
息子はおせちを弁当箱に詰めて夜行列車の中で食べる!と息巻いたが、いくら保存が効くといっても12時間もかかる道中、かなり暖房も効いている車中で、おせち食べて新年から食中毒とかシャレにならないので、却下。
おせちが半日しか食べられないなんて、ヤダ!ヤダ!ヤダーーっ!!と叫ぶ息子は、そんなところだけ私に似て、たいへん食い意地が張っている。
そうだ!
じゃあ、もう、大晦日からおせち食べればいいんじゃね?と思いついた。
たしか地方によっては大晦日からおせちを食べる、と聞いたことがあったような。
どなたか、うちの方では大晦日から食べるし、という方はいらっしゃるでしょうか?
というわけで、今年は大晦日におせち料理を食べ始めちゃいました。
しかし、1日違うだけなのに、何となく新年の区切りが曖昧になってしまったような気がするのは、気のせい?
まぁ、腹に入れば同じなんですけど。
今年は日本食材店に数年ぶりに蒲鉾が入荷し、争奪戦を見越してクリスマス前にゲット!
やっぱり蒲鉾があると、おせちの彩りもよくなるなぁ。蒲鉾を何年も待ちわびていた息子も大喜び。
そのかわり、里芋の争奪戦には負けた(悲)
アジアンショップに行ったらすでに残り僅かで、状態がいいものを選別すると4個しか手に入らず、それを半分にしても8個…。
里芋大好きな息子は、自分が全部食べる!と独り占めしようとして、新年から私と小競り合い(苦笑)食い物の恨みは大きいのだ。
夫と息子が帰省することもあり、今年のおせちは、ちょっと量は少なめに二段のみ。
何か入れ忘れてる気がすると思ってたら、栗きんとんを忘れていた!?
最近もの忘れが激しい…
一昨年の一時帰国時に友人からもらった桜井甘精堂の「栗かの子」最後の1個をお正月のために残しておいたのだ。
クリスマス前に風邪をひいた時、夫に柚子ティー(韓国の柚子ジャムが入ってるやつをアジアンショップで)買って来てと言ったら、何故かお茶専門店に行って柚子煎茶を買ってきた。煎茶に乾燥させた柚子の皮が入っている。
相変わらず人の話聞いてないな、と思ったが、このお茶が栗かの子にぴったりだった。
一緒に食すとお互いの風味が増すというか。息子も何杯もおかわりしていた。息子の食の好みは相変わらず渋い。
あ〜新年から柚子の香りと栗の味に癒されましたぁ。
それにしても、こちらの国は2日からすでに平日で、正月三が日らしい雰囲気は皆無。何年住んでも、これには全く慣れない。
今年は2日と3日仕事に行けば、1月6日は公現祭の祝日なのでまた3連休。それは嬉しい。
しかしすでに冬休み10日も休んだので、すっかり体がついて行けなくなってしまい、連休明けが怖い。
まだまだインターンシップは続くよ…。
というわけで、年初からすぐに仕事開始かぁって感じですが(苦笑)今年もよろしくお願いします!