鍼灸あるある〜刺激量のおハナシ〜
皆さまこんにちは
森のサロンの鍼灸師大畑です(*^^*)
毎晩寒い日が続いていますね☺️☃️
私、スポーツマンでして
雪遊びがしたくてウズウズしております・・。笑
さて、今回は
「鍼灸に苦い思い出がある」という方へ向けた
鍼灸あるあるをお話ししようかと思います。
先日いらっしゃったお客様の中に
「先生の治療で良くなった人のことを聞いて予約しました」
という、とっても嬉しい内容でのご予約をいただきました☺️
ただ、問診をしていくと
「先生は、鍼以外の治療はしないんですか?」
という質問を受けました。(不安そうな顔で)
実際、鍼灸だけではないパターンもあるのですが、
少し気になってお話しを聞いてみました。
「過去に受けにいった鍼灸で、施術中、気持ちが悪くなった経験があって・・・。
でも先生のところへ行った人の話聞いたら受けたくて・・・」
なんと!!!
先生、びっくり!!!
鍼灸に苦い思い出があるのに、足を運んでくださったなんて!!
大変感謝の思いが溢れました。。
その方のお話しを聞くと
主に2つの鍼灸に対してにイメージを
お持ちになっているご様子でした。
①痛そう
②苦い経験がある(気分が悪くなる等)
この2つは結構お話し聞きます。
①についてはまた今度お話しするとして
②の、「気持ち悪くなる」現象ですが
「オーバードーゼ」(刺激量過多)が問題だと思われます。
・・・オーバードーゼ?なにそれ?
ってなりますよね。
わかりやすい例が「もみ返し」のような、
マッサージに行って、次の日に体が痛くなる現象。
(体が持っている生体のリカバリー機能を刺激量が追い越してしまう)
読者の皆様は何か施術を受けに行って、同じような感じになったことはありますか?
もしそのようならこの法則(ドーゼ)が関連しているかもしれませんね。
私たちの体は、免疫機能、食事量、体重、年齢、性別・・・、
様々な「個体の差」を持っています。
市販薬でも年齢によって処方して良い錠剤の数が違っていたりしますよね。
鍼灸においても同じなんです。
きっとこのお客様は過去の施術で
「オーバードーゼ」を起こしたものと思われます。
筋骨隆々の男性に行う施術と
痩せ型の風邪をひきやすい子供に行う施術
この2つの患者様の刺激量が同じでいいはずありません。
鍼灸施術においての刺激量は
対象(患者様)と鍼の種類と使い方が主に刺激量を決定する要因となるものです。
鍼やお灸は、基本的に生体機能を目覚めさせ、向上させることができることが
エビデンスとしてもう取られている医療です。
これには「刺激量」がとっても大事。
難しい話は割愛しますが「アルントシュルツの法則」なんて言われています。
(自然治癒力や免疫を高める、と言われているのは事実です)
ですから、「効く」道具や理論を使ってどう「効かせる」のか?
が、鍼灸の業には大事なことなんだと思います。
私の場合は
体を治癒していくのに、強い刺激はあまり必要でない、と思っているタイプです。
(実際、鍼刺さってるのか、抜いてあるのわからないと言われることもあります)
※いろんなタイプの鍼灸師がいるので一概にこれが1番!とは言えない。これもまた
鍼灸の面白いところ。
日々疲れているのなら、施術中に寝ちゃうくらい気持ちい方がいいんでなーい??
と思っています。
なんと言っても、森のサロンは「あなたの休憩所」だから。
最近めっきり寒くなって。年末年始のお休みも終わって、
ちょっと疲れを感じたら・・・。
その「疲れ」が「病気」に化ける前に
森のサロンの扉をノックしてみてくださいね🌳
それでは皆様、暖かくしてお過ごしください♡
森のサロンから大畑でした🌳
◆◇◆森のサロン🌳メニュー◆◇◆
●部分コース(¥4,000/40分)
肩こりがつらい、腰痛・ぎっくり腰をした。首が痛いなど、改善したい部分がはっきりされている方に。
●全身コース(¥10,000/90分)
改善したい部分が多い。(2箇所以上)
体の疲労が抜けない・つらい。リラックスしたい。
体の体質の改善、自分にご褒美・癒しをあげたい方へ。
腰を大事にしてどうか、ご無理なさらず労ってお過ごしくださいね☺️
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