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働きながら 公務員一般教養試験の勉強をする



前回の記事では、私が社会人をしながら公務員試験を受験し合格したあらましをご紹介しました。


今回は、限られた勉強時間で点数を取るための私の勉強方法をご紹介します!


優先順位をつける


公務員試験の一般教養試験の範囲・内容は
①文章理解(現代文、英文)
②数的処理(判断推理、数的推理、資料解釈)
③自然科学(数学、化学、物理、生物、地学)
④人文科学(日本史、世界史、地理、思想など)
⑤社会科学(経済、法律、社会、政治、時事問題など)

と、とにかく広いです。

高校生までは全科目をそれなりに勉強してきたものの、大学で理系学部に進めば
数学、化学はまだ記憶があるのですが
歴史も大河ドラマで見てた範囲しか記憶にないですし、
経済や法律なんて、なんだそれ状態です。

ただ、これらがすべて満遍なく出るわけではなく、出題数に偏りがあります。
①文章理解 ②数的処理が比較的出題数が多く、それ以外の分野は年によって出ないものもあります。
(自治体にもよりますが、いわゆる一般知能とよばれる①②は試験の半分以上を占める場合が多いです)


とにかく重いものは攻略する


いくら苦手でも、出題数が多く難易度が高いものは捨てるわけにはいきません。
差をつけるとしたらこの部分の攻略は必須なわけです。

そのため、一次試験までの勉強期間は文章理解と数的処理は毎日必ずさわるようにしていました。

やる気がある日はガシガシ解く
やる気がない日はやれそうな問題を1問だけでも解く

このように、ルーティン化することで数的処理と文章理解への抵抗を少なくしていきました。


嫌気がさしたら得意科目でモチベーションUP


理系大学出身ですが、いくら考えても解けない数的処理の問題にぶち当たることがあります。

こういうとき、本当に嫌気がさしてしまいますよね。

そんな時は合間に自分の比較的得意な科目の問題を解いて
「解ける…解けるぞ…!」
と意図的にモチベーションを上げていました。笑



正直、捨てる科目もある


一回も法律や経済を学んだことのないアラサーが
数か月でそこを理解し試験を解けるまでになるのは無理な話です。

また、生物とか地理も本当に苦手で、学生時代に授業は聞いていたものの
10年もたつと全く記憶にありません。

そういった科目については、最初から捨ててしまうわけではないですが
一通り問題集を解いた後はとくに足掻くことはせず、数的処理や文章理解に時間を割きました。


試験科目には優先順位をつけ
配点が高いものは確実に取る
取れるところも確実に取る

この方針で勉強したことにより、自分が一番点が取れるやり方が出来たのかなと思います。



複数の問題集をいろいろ解く?ひとつの問題集を繰り返し解く?


これについても、個人差や向き不向きがあると思いますが、
同じ勉強時間で問題集をどの程度やるべきか。

個人的には、後者の「同じ問題集を繰り返し解く」がおすすめです。

出来なかった問題には印をつけ、解説を読みます。
しばらくたってからもう一度解きなおしたときに出来るかどうか。

解けたら、自分の中で自信につながりますし、解けなかったら本当に自分が苦手なことが自分で把握できます。

全くできない問題は、全くできないままの事もあります。
その場合、同じような問題が試験に出たら「これは飛ばそう!」と即判断し
時間が余ればその問題に注力する…という戦略を立てることが出来ます。


また、一度解けた問題でも2回目以降解けるかどうかを確認することで
この問題はたしかに解ける、という自信につながります。

沢山問題集に手を出してしまうと、出来ない問題数が増えてしまい焦ってしまう一方だと個人的には思います。

合う・合わないはあると思いますが、迷っている方が居たらこの方法を試してみてください!

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