モリムー

2012〜2023年、和光市役所職員 希望していた公民館で働いていました。 主に社会教育について、あれこれ語っていきます。

モリムー

2012〜2023年、和光市役所職員 希望していた公民館で働いていました。 主に社会教育について、あれこれ語っていきます。

マガジン

  • 社会教育のココが面白い!

    社会教育・生涯学習について、不定期であれこれ語っていきます。

  • モリゼミ Season1

    • 160本

    Season1ゼミ生による、ゼミでの学びをジャーナリングしていくマガジン。Season1のテーマは1.デンマーク(民主主義教育)2.エストニア(デジタル)3.オランダ(多様性)4.台湾(民主主義政治)同じテーマでも、取り組む人によって学びや視点はさまざま。さぁ、どのようなストーリーができていくのか!2020/5~2020/10までの半年間、楽しみながら駆け抜けていきましょう☆

最近の記事

公民館職員に必要な3K

『公民館の職員って何してんの?』って思うことあるでしょう。 その業務内容は多岐にわたり、講座の企画と開催、部屋の貸出、使用料の徴収、利用団体の活動支援、館の管理全般(修繕や備品管理など)、調査の回答、公民館運営審議会などの事務局、地域住民からの相談事請負いなどなど。 企画系もやれば総務系もやる。公民館って小さな役所みたいなもんで、役所の総合的な部分を学ぶにはちょうどよかったりもします。 今回はそんな公民館職員に必要な3Kについて触れてみたいと思います。 なお、3Kは私が勝手

    • 社会教育と生涯学習の違いって?

      社会教育とは?社会教育法において、『「社会教育」とは、学校教育法又は就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律に基づき、学校の教育課程として行われる教育活動を除き、主として青少年及び成人に対して行われる組織的な教育活動(体育及びレクリエーシヨンの活動を含む。)をいう』とされています。 ここで抽出できるのは、「学校教育を除く組織的な教育活動」という感じですね。 さらに重要なワードとしては「組織的」というところ。 みんなと一緒に学び合うということですね。

      • 公民館は幸福度につながる?

        公民館と幸福度社会教育施設は公民館・図書館・博物館・社会教育類似施設に大別され、今回は公民館と社会教育類似施設の利用者数と幸福度を比較しようと思います。 この表は、2018年度に実施された社会教育調査と都道府県データランキングの都道府県別幸福度(https://uub.jp/pdr/s/k.html)を比較したものです。 調査年や幸福に対する価値観が個々人で異なるため何とも言えませんが、幸福度1位の福井県は人口の23%が公民館を利用しており、これは平均の18%を上回っていま

        • モリゼミseason1終了を迎えて

          本日は「市役所をハックする」のモリゼミseason1最後のゼミでした。 最終回なため、出席者同士での振り返りがメインとなり、今後の活動や仕事、そして人生でどう役立てていくかが共有されました。 モリゼミとの出逢いモリゼミの前に、「市役所にハックする」に参加させていただいたのですが、そことの出逢いは同じ役所で働く先輩の渡辺潤さんからの紹介でした。 僕が入庁したときに同じ課におり、様々な場面で助けていただきました。 今回も、「こんなのがあるんだけどどう?」と誘っていただいたのがき

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        • 社会教育のココが面白い!
          3本
        • モリゼミ Season1
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        記事

          モリゼミは実践へ

          実践はやはり難しい!本日はモリゼミのクローズド!今までのリサーチとインタビュー等から得たこと(途中からいなくなりましたが汗)を、どう日本で実践化するかの話し合いでした。 結論から言うと、実践化はまだ遠そうな印象。台湾における若者の政治参加の意識が日本と比較して高いこともあり、その意識化を図る実践が日本でどう組み立てられるかが難しい! 選挙に関する情報量はどれくらい?投票率を上げる実践が多い台湾において、成功例の一つがvTaiwan(オンライン討論型プラットフォーム)です。提

          モリゼミは実践へ

          市役所をハックする!モリゼミvol.3 7月プレゼン大会

          (1)本日は…モリゼミは全部で4か国のチームに分かれています。  ①デンマークの民主主義教育  ②エストニアのICT  ③台湾の民主主義活動  ④オランダの多様性 各国から先進事例を学び、今後の日本で生かしていこう、という目的の元、モリゼミメンバーは各チームに分かれ、調査研究と発表を進めています。 最終発表のための中間発表として位置づけられた本日のプレゼン大会は、各チームからリサーチくえすしょん・仮説・今後の課題等のプレゼンがあり、それぞれの進み具合が共有され、発表することに

          市役所をハックする!モリゼミvol.3 7月プレゼン大会

          【モリゼミオープンレクチャー】台湾の政治参加 2020.7.5(森村)

          「なぜ台湾で、市民主体の地域・社会づくりができたのか?」 市役所をハックする!モリゼミ企画 2020年7月5日(土)9:00~10:30 @zoom 1.学んだこと市民が主体となって何かを作り上げていくOpen Greenの取り組みが素晴らしい! 日本人が政治参画に消極的なのは何に起因しているのだろうと考えたとき、ひとつの例は「諦め」でしょう。 自分・自分たちが行動してもどうせ何も変わらない、という諦め。 この諦めが主体性を奪います。 ですが、自分たちで何かを成し遂げたと

          【モリゼミオープンレクチャー】台湾の政治参加 2020.7.5(森村)

          【モリゼミオープンレクチャー】デンマークの民主教育 2020.6.7(森村)

          デンマークはどのような教育により市民社会・民主主義を実現したのか? これって大きなテーマであり、学ばなければならないこと。そして実現をしなければならないこと。世界的にそうですね。 メモや学んだことは画像のとおりなので割愛しますが、今自分がモリゼミでメインに学んでいる台湾における政治運動と共通している点を感じました。 それは、①自国へのアイデンティティ、②全ての他者を一人の主体性(人間)として根本的に理解、③平等性、④対話。 日本の社会教育ならばこれらが叶いますし、そうして

          【モリゼミオープンレクチャー】デンマークの民主教育 2020.6.7(森村)

          第1回モリゼミ ~ガイダンス~ #モリゼミ

          熱意の高いコミュニティにひょこっと現れたどこの馬とも知れない僕ですが、モリゼミから学ぶこと、共有や実践していく中で得られる成果はきっと多い! モリゼミは11月までの半年の間に発表フォーラムに向け、4か国の先進事例を学んで共有し、広めることになります。 デンマークの教育、エストニアのICT、台湾の民主主義、オランダの多様性。 これらはどれも未来の日本に必要不可欠なものですね。 このコミュニティで役割を果たし、皆と共有すれば半年でこれだけのものが得られる。これってめちゃくちゃ

          第1回モリゼミ ~ガイダンス~ #モリゼミ