DNAは一部しか働いていない?
ヒトの遺伝情報が記憶されていると言われているDNA(デオキシリボ核酸)
遺伝子として働いているのは5%以下だと言われている(*1)
そして、ヒトの遺伝情報はDNAの上に飛び飛びで記憶されていて、
読みだすときに不要な部分(イントロン)を切り捨てる現象
(スプライシング)が起こり、
必要な部分だけをまとめて読みだすということだ。
面白い!
単細胞生物の細胞(原核細胞)では、そのようなことはないようなので、
何億年にも渡る偶然の積み重ねで今こうなっているということのようだ。
約40億年前に誕生した生命から、ホモサピエンス(約4万年前)までの長い歴史を経て、ここまで来たんだな~と思うと、
その間に起こった色々な歴史を経て、今の形になっていて、
今後また長い歴史を経て、変わっていくんだな~と思う。
*1 ヒトのDNA 28億(塩基対)、ヒトの遺伝子の数5万~10万*1,000塩基対(構造体遺伝子)=5千万~1億塩基対
-> 1億(塩基対)/28億(塩基対)=3.57[%]
参考文献 [1]精神と物質 立花隆、利根川進著
[2]ガイア ジェームズ・ラブロック著、星川淳
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