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女2人、サンライズ出雲の旅

ふたたびの島根。ずっと乗りたいと憧れていた「サンライズ出雲」も娘と2人で初体験した!

サンライズ出雲、定期運行している日本唯一の寝台列車らしい。ロマン。

5月30日(木)  自分の視野を広げる

仕事の合間、今日もオットと近所のお店でランチ。こういう時間があるかないかで、生活の幸福度が変わる。

夜は地域のお祭り関連で、大学生のみんなと打ち合わせ。学生主体のお祭りなので、社会人組はサポート役。

どこまで関わるべきか、促すべきか、難しい。

会社での立ち回りとも、家庭での子どもとの関わりとも、違う。鍛えられる。

5月31日(金) 気づかないくらいの変化

虎に翼が、今日もすばらしかった。

最初は鮮やかで朗らかだった世界が、みんなが気づかないくらい、徐々に徐々に、単調な色合いに変わっていく描写がこの2週間ほど続いていた。こうやって日常は変わっていくんだ。

来週から、ついに、寅子が覚醒する。楽しみ。

この方のポストが、すごく好き。沁みた。

夕方早めに仕事をあがって、羽田へ。ふたたび家族でオットの故郷・島根へ行く。

前回の島根行きは、早朝出発で運行していなかった自動運転の車椅子。娘は乗りたがっていたので、満足そうに乗る。

https://tokyo-haneda.com/service/facilities/whill.html

それを見て、乗りたがる2歳息子。

身長140センチ以上ないと乗れないから「大きくなったら乗れるよ」「大きくなるには、よく食べよく寝てよく遊ぶのよ」と伝えた。

妙にその印象が強かったらしく、この後の道中「大きくなる」とうわ言のようにつぶやく息子なのであった。かわいいかよ。

6月1日(土) 新緑の奥出雲葡萄園

朝から、奥出雲葡萄園。来るたびに表情が変わる、すてきな場所。紅葉も美しかったけど、新緑のこの季節がものすごく好きだ。

よく晴れている。日本海側は雨が多いから、このビニールをかけないといけないそうで、その分の負担が大きそう
ぶどう畑を横目に、お庭にあるカフェへ向かう
新メニュー、KANUKA PARKのイノシシを使ったカレー
安定のマルゲリータ
事務所で葡萄園の皆さんとお話した後、ふと見える景色が美しい

今日の宿は、温泉街にある一棟貸しのtsukaru。ふだんはレストランもやっているらしい。

目の前は、温泉が湧き出る川
水回りは狭いが、キッチン設備は充実している

たまたま、近くで神楽をやっていたので、夕飯前にみんなで見に行く。

八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を素戔嗚尊(スサノオノミコト)が倒す演目

宿に帰宅後は、オットの友人やその友人、総勢10人以上が集まった大宴会。驚くことに、ぜんぜん写真がない。

大はしゃぎな子どもたちが走り回る中、大人はビール、ワイン、日本酒、ハイボールと縦横無尽に繰り出して行く。

お酒もお料理も足りるかな? と心配していたのが嘘みたいに、めちゃくちゃ足りた。

途中、外に蛍が見えて、みんなで見に行った。

雲南市に移住した皆のエピソードトークがおもしろくて、ひたすら笑った。先日行われた草野球では、77歳の方がファーストを守り、誰よりも声出ししていたらしい。元気。

6月2日(日) サンライズ出雲ののびのびシート、いかに?

宿泊特典で、歩いてすぐの温泉に入れるはずが、前日のお酒と雨の音に心が折れる。

起きたら、友人が完璧な朝食を作ってくれていた。ありがたい。

帰ると言っていたはずの別の友人夫婦が、歯磨きしていて笑った。「わたしたちは、なぜここにいるのでしょう」と首をかしげていて、笑った。

宿から見える景色が最高。これが「八雲立つ」。

「八雲立つ 出雲八重垣 妻込みに 八重垣作る その八重垣を」。日本最古の和歌と言われるこの歌は、スサノオノミコトが詠んだらしい。こういう風景を見たんだろうな

この日のお昼は、松江で出雲そば。

地元に根ざしたチェーン店、最高だろ
そばもさることながら、天ぷらも完成度高い

城下町だった松江は、風情ある町並みが広がっている。都会だ。

定番、マンホール

以前訪れて、また来たかったobjects。様々な窯元や職人さんからセレクトした、ステキな商品が並んでいる。またもや購入してしまった。

https://objects.jp/
光の具合で黄色くも見える、ガラス

東京へ帰る直前、干物屋さんをいとなむ義兄夫婦のお家でご飯。干物アレンジ料理をたくさん堪能する。

白いかとアボカドを和えたもの
サバの干物で作ったラザニア。干物の旨味があるから、煮込む時間が短くても、深い味わいになる
大好き! 穴子の干物。干物とは思えぬ、プリプリさ
穴子の干物で作ったかき揚げ

渡邊水産の干物は、生魚のような食感で、でもきちんと塩の下味と干すことによって身が引き締まっていて、アレンジにも最高なのよ。

そして、本日のメインイベント。

サンライズ出雲。

オットと息子たちを残して、わたしは11才娘と先に東京へ戻る。明日は、学校だからね。

あまりの人気ぶりに、ぜんぜん席が取れないサンライズ出雲。その席をオットが確保してくれていたのだ。

ただ、個室だと思っていたら、雑魚寝的な「のびのびシート」であることが分かり、乗るまではすごく不安だった。

こういう体験談を読んで、不安が募りつつ、以下は必須だなと持ち込む。

  • 枕代わりになるもの(着替えを入れているポーチで代用)

  • 上着とブランケット(配布される布団は敷布団にする)

  • 食料(車内販売はない)

  • アイマスク(車内は完全に真っ暗にはならない)

  • マスク(わりと乾燥している)

結果、ぜんぶ持ち込んでよかった! ありがとう、先人の方々。

もうひとつ不安だったのは、わたしと娘の席が離れていたこと。

隣の人に代わってもらおうと思っていたが、始発の出雲市駅では乗ってこなかった。

切符の確認に来た車掌さんに確認したところ、隣のひとは「倉敷」乗車。え? それって何時? と確認したら、22時過ぎ。

なんてこったー、即寝ようと思っていたのに。仕方がないので、絶対に眠らないよう、いろいろと作業をして過ごす。

娘は、早々に寝ていた。たくましい。

娘が寝る前に「席をもし交換してもらえなくても、強引にしないでね」と念押しをされた。君は、母にどんなイメージを抱いているんだい?

ここから、写真でサンライズ出雲のダイジェストを。

始発駅の出雲市を19時出発、東京には7時に到着するよ
これが、念願のサンライズ出雲
岡山で、サンライズ瀬戸と合流します
われわれは上段の席。え? 靴はどこに置くの? と困惑する。隣との間にカーテンレールのようなものはあるが、カーテンはない
噂の布団と枕カバー的な布。布団は想像以上に薄かった。4つ折りした状態で、一番しんどい背中と腰の下にだけ敷く
まだ靴の置き場がわかっていない頃。頭側だけ、ちょっと個室感がある

念願の倉敷が近づくと、車掌さんが「もうすぐですよ」と教えてくれた。親切な方だ。そして、乗ってきた方も、席の変更を快諾してくれた。まわりが良いひとたちでよかった。

前日の疲れもあり、熟睡。

6月3日(月) エクストリーム出社 and 通学

早朝、東京駅へ到着。朝焼けの車窓を見たいと思っていたが、眠すぎて、全然見れなかった。さすがに背中が痛い。

ちょっと、思ってたのと違う

一度自宅で荷物を整理してから、娘を小学校へ送っていく。遅刻の場合は親が付き添って連れて行くルール。自分たちの頃も、そうだったかな? 記憶がない。

遅れて教室へ入っていく娘が、お友だち達に「お、来たじゃーん」「待ってたよー」と歓迎されていて、親としては一安心。

夜は、お手伝いしている大学生のプロジェクトのZoom打ち合わせ。みんな気にするところが違っていて、おもしろい。

思わず、お互いのMBTIってなに? という話をしてしまった。

先日のキックオフのレポート記事を書こうと話していて、コンテンツの相談を受けた。ChatGPTに壁打ちしてもらうのがいいよ、と話したら目から鱗だったみたい。

実際こんな風にやるといいよと実演したところ、「深津式プロンプト」が大学生にも認知されていて、こっちもびっくりした。

あとは、Zoomの文字起こしを保存しておくとめっちゃ便利だよトークも盛り上がった。

6月4日(火) 保育園終わりに乾杯

寝台列車の疲れと、昨夜の打ち合わせ疲れで、大寝坊。

下の子どもたちがいないと、朝に親がやることは特にない。娘はさっさと自分の朝食を準備して食べ終わっていた。部屋も汚れていない。平和だ。

起床後10分で、身支度が完了した。娘が憧れの眼差しを寄せている(気がした)ので「すごいでしょ? 尊敬しちゃう?」と振ったら「は?」と言われた。思春期か。

夜は、以前から約束していた友人との宅飲み。

保育園のお迎え帰りで集まって、火曜から乾杯。家がものすごく静かに感じていたので、みんなとワイワイできて良かった!

仕事の話をちゃんとできる友との会話、最高。

今日も今井真実さんの宣伝をひたすらした。ローストポークが大好評だった! 

あと、友人が持ち込んでくれたこの日本酒を「ヨーグルトジュースじゃん」とガブガブ飲んでいたら、完全に酔っ払った。美味しかった!

6月5日(水) 子どもに料理をさせたい

今日は娘の友だちが遊びにきた。2人でカレーライスを作ってくれる。のだが、カレールー入れるの早くない?

この状態から、40分煮込みます

でも、仕事が終わったら食事がある生活。すばらしい。料理好きなひとになって、毎日作ってほしいよ。

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もりもとあい
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