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創作大賞授賞式からの島根

ずっとみんなで準備していた、授賞式から始まった1週間。翌日から島根へ飛んで、週末はこの半年くらいで仲良くなったみんなが勢揃いのときを過ごした。少しずつ、ホーム感が増している感覚はうれしい。


10月25日(金) 想いを乗せて

今日は創作大賞の授賞式。

小学生の娘の対応があったので、少し出遅れて出社。みんながキビキビと準備をしていて、気が引き締まる。

黒を基調とした空間の中に、オンシジューム
このパネルの組み合わせ、好き
これまでの受賞者の皆さんの作品も並べている

今年は昨年の反省を踏まえて、名札を両面印刷にしてひっくり返っていても名前が分かるようにしたり、会場のお花も持ち帰ってもらえるようにしていた。参加者みなさんが、リラックスしてこの場を楽しんでもらえると良いなと願って。

受賞者のみなさんのスピーチ、一つひとつが素晴らしくて、笑えて泣けて、こんなにたくさんの想いを託してくれたコンテストだったのだと改めて実感する。

授賞式の後の懇親会では、ふだんオンラインで見ているばかりだったクリエイターの方とたくさんお話しできたのが、すごく良かった。去年もそうだけど、この仕事をやっていて良かったと強く実感する瞬間が詰まっている。

すべてを取り仕切っていた平野さんが「次は、みなさんが他の方の夢になってください」と最後にコメントしていた。いい言葉。

平野さんが、文字通り身を削って、いろんな編集部と掛け合い、クリエイターの皆さんの作品を読み込み、授賞式の準備を進めていたことを知っていたからこそ、言葉の重みを感じる。

受賞者の方々の中には、毎年チャレンジしてくださっている方もいれば、まったく存在を知らなかったけど知り合いに勧められて「#創作大賞」をつければ応募できる手軽さから応募した方もいた。どちらも嬉しい。

noteって、そんないろんな方が混ざった、そういう場なんですよね。

最後は、運営スタッフみんなで。

思えば、去年はスタッフ写真を撮りわすれた

10月26日(土) 島根の収穫祭

昨日の余韻を感じながら、娘とともにまたもや島根へ。4時間しか寝られていないので、とても眠い。

日記を書くから、写真撮らないと。の意識が強い
出雲空港がはしゃいでいた

オットと息子ふたりは木曜から島根入りしていたが、わたしは昨日の創作大賞があったので、今日から合流。

友人が同業のデザイナー8人を連れて島根入りしたので、フィールドワークのように、オットが地元の生産者やおもしろい人たちと彼らをつないで回っていたのだ。

島根到着して早々、出西窯へ直行
これこれ、出西ブルー
先日6歳息子のお茶碗が割れてしまったので、新しくお出迎え。息子が自分で選んだ
隣にあるカフェで朝ごはん。出西窯の器で提供されるから、使うイメージがふくらむ
こっちはラペとローストポークのサンドイッチ。パンもモチモチ
続きまして、松江に移動して湯町窯
店頭のお母さまが、新参者なわたしたちにもめちゃくちゃ優しい
湯町窯といえば、のスリップウェア
この模様も好き、色合いが美しい
こちらを買った。小皿にもちょい盛りにも良い

爆買いツアーの後、先日稲刈りで訪れた雲南市の阿用地区へ。

味わい深い地図
着々と夜の宴会の準備が進められている。隣の部屋では、広島から来た方が有機農法のものづくりについて講演中
こちらも宴会場になる
傍にある野花や草を使ったテーブルセッティング
昨日から仕込まれていたおでん
猪肉のサイコロステーキ

今日は、昔から続く収穫祭と、雲南市でのチャレンジを応援する「おっちラボ」が主催する変人祭のコラボイベント。

ご馳走の山を囲んで、ほぼ初対面の方が大半の50-60名で乾杯! ここ半年で出会って仲良くなった方の顔も沢山あって、島根での縁の広がりを感じる。

1人の方に「昨日、ぼくの友達が創作大賞を獲って、授賞式に出ていたんですよ」と言われて、びっくりした! 世間が狭すぎる!

市長さんも挨拶に来られて、こんなに沢山の人が来るなんて初めてだと喜ぶ地域のおじいちゃまたちのうれしい顔を見て、愉快な夜だった。

こちら、本日の宿。廃校を山の上に移築した創作研修棟。1泊1組40名まで宿泊可能で、8,280円とバグる価格設定

10月27日(日) 預け預けられ

朝起きたら、わたしと息子たち以外、誰もいなくなっていた。デザイナー集団は、みんなで10人乗りのバンで東京から乗り込んできたので、今朝帰る予定。

オットと娘も一緒に、タタラ製鉄を見に行ったらしい。いまは、文化を守るために半年に一度製鉄作業をしているそうだ。わたしも見たかった。

学校からの景色。「八雲たつ」の名の通り、地上から伸びる霧が美しい
みんな布団を敷いていたが、誰もいなくなっていた
こちらは女子部屋にしていた、畳のスペース

オットと娘が戻ってきてから、コミュニティナースが主催する地域のお祭りへ。

大きな旗が大迫力、あったかい空間

ここでも、最近仲良くなった方に会って、ちょっとずつホーム感が出てきたのがうれしい。

コミュニティナースの拠点に戻って、この数日間の変人祭に参加したみなさんで振り返り会。わたしは、本当にちょこっとしか参加できなかったので、ただひたすら話を聞く。

参加者のひとりの人が「都会では、自分の子どもを保育園以外の誰かに預けることがない。今回、初めましての人に預けてドキドキしたが、娘が楽しそうで良かった」的な話をしていた。

わたしは、近所のみんなに恵まれて、預け預けられができている。都会でも、実現できるぞーー! 暮らしの幸福度が高まるぞー! は、広めていきたいな。

秋の奥出雲葡萄園

夜はオットの兄家族、幼なじみもやってきて実家で宴会。今日もいとこ同士な子どもたちの大乱闘が見られてよかった。こういう時間が永遠じゃないと知っているから、うれしい。

10月28日(月) エクストリーム勤務

5時半に起きて、一路、出雲空港へ。

今日も子どもたちはエクストリーム登校・登園。たくましい。創作大賞の受賞者の皆さんの授賞式レポートなどを読み、ニヤニヤしながらお仕事。

10月29日(火) めんどくさがりのうっかり者

夜は、夏祭りで学生のサポートをしていた大人メンバーだけの打ち上げ。何かと、打ち上げやりたがり。

2次会に行こうとお店を出た瞬間、遅れていた友人に出くわした。いつも会っているくせに、なぜかテンションが上がる。うれしい。

娘の英検の結果が昨日出たのだが、同じ日に子どもが受検した友人から「結果、見た?」と聞かれる。まだ見てないと答えたら、信じられないという顔をされて笑った。元来のめんどくさがりが、こういう時にも炸裂してしまうのだ。しかし、聞かれると途端に見たくなる。

みんなが帰る流れの一陣に乗り遅れ、あやうく朝までコースに乗るところだった。引き止められたが、なんとか帰ってくる。意思が強くなっている。

が、雨が降っているのに、2次会のお店に傘を忘れてきた。そんなことがある。

10月30日(水) ゲームに負けるとみんな泣く

前日に呑みすぎたせいで、朝からぐったりしている。昨日の夜もオットはワンオペだったのに、今朝もワンオペをさせてしまった。すまないね。

子どもたちがみんな旅立ったあとに、ノソノソとベッドから這い出る。麦茶をガツンと飲み、洗濯物と食器の片付け、そして、それらをもう一回転やる。乾燥までしてくれるドラム式と食洗機のおかげで生きている。

今日はわたしがワンオペ。保育園にお迎えに行ったら、ハロウィンイベントがあったらしく「トリックオアトリート。お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ」を子どもたちが連呼していて、最強に可愛かった。2歳息子もたどたどしいけど、言っている。

ご飯の後は、子どもたちとトランプ。6歳息子を連続で負けさせてしまい、号泣状態になる。やはり、子どもってみんな泣くんだな。

10月31日(木) 勝手にハロウィン

一気に涼しい。ようやく秋だ。仕事は年末に向けて少しバタバタしてきた。

朝早く起きて、家のことを済ませて(朝ごはんの用意、洗濯物や食器の片づけ)、あとはオットにバトンタッチ。ひと足早く、仕事を始める。

今日はハロウィンだから、パーティーがしたい! と何日か前から連呼していた12歳娘。彼女は根っからの陽キャなので、勝手に友だちを呼んできて、オバケのかぶり物で仕事中のわたしを脅してくる。

楽しそうで良いですね。

あとは、仕事を途中で抜けて2歳息子の保育面談へ。彼は明るくひょうきんものだけど、まだまだお友だちを噛んでしまうことも多い。

でもそんな息子を温かいまなざしで見守ってくれる先生たち、よく見てくれている。噛んでしまう行為についても「彼なりに理由がある」「そうなる前に、本当はわたしたちが止めないといけないんです」と言ってくれて、泣けた。

明日のホムパに向けて仕込む

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もりもとあい
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