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令和で一番カオスな1週間
金曜の長男の発熱に始まり、月曜は私、火曜は下の息子、ぞくぞく発熱して、さまざまな予定がオジャンになった1週間。もう経験したくないです。
1月30日(木) ラーメン部のカウント対象
寝不足だけど、仕事はいつものようにやってくる。思い余って、朝は辛ラーメン、昼はうまかっちゃん(鹿児島で買った限定版)。
呑んだ次の日は、ラーメンが間違いないと信じている。
近所のラーメン好きの人たちで「ラーメン部」なるメッセンジャーグループを作って、そこで食べたラーメンを報告しあっている。
今年に入って、ナンバリングするようになり、みんなで1000杯を目指している。でも、この辛ラーメンとうまかっちゃんはカウント対象外だから、静かに消えていく。
うまいラーメン屋に、ラーメンを食べるためだけに出かけていきたい。
眠すぎて、20時半には寝た。
1月31日(金) 2月の勝者
目覚めたら、楽しみにしていたタイプロのビハインド第2弾が公開されていた。かわいい人たちの「よいしょー」「集中!」みたいなパワフル野太いかけ声が好き。
明日から、中学受験が本格的にはじまる。12歳娘が小4の時に、ガチお受験塾に通って、いくつか学校見学もしていた。だから、人よりはあの壮絶さも大変さもよく分かる。
娘とよく一緒に登校していて、明日受験を控えている友だちが夕方遊びにきた。親御さんの気持ちを思うと、このタイミングでここにいて良いのか?! と思うが、楽しそうに話す顔を見てリラックスできる瞬間も必要なのかもしれんと思う。
明日が本命で、22時には合否が出る。落ちたら、翌日も受ける。それが続く。そんな過酷なレースをたくさんの子どもたちと親が乗り越えている。
結局、わたしが保育園のお迎えに出かけても話し続けて、わが家の夕飯も始まり、1時間ちかくおしゃべりしていた。息子たちも会えて嬉しそうにしていた。
今夜はワンオペなので、最小工数で暮らす。息子たちとのお風呂では、3歳息子が嫌がるシャンプーをなんとかやらせるために「ウルトラマンにー変身ー」をくり返す。泡でツノを作るとよろこぶ。かわいい。
眠いけど、なんとか起きて、タイプロを見る。泣きすぎた。前田くんがチーム菊池でいちばん輝いていたよ。山根くん、また違うグループで会いましょう。NOSUKE先生がやっぱり好き。
2月1日(土) 開墾で文明の利器に感動
昨日の夜から、6歳息子が発熱。39度!!
もはや、毎週かならず発熱していないか?
これが、冬。
ずっと前から楽しみにしていた友人宅への訪問は、泣く泣く延期にする。準備してくれていたのに、申し訳ない。
朝から、わたしと娘は地域のゴミ拾いに参加する。相変わらず、タバコのポイ捨ての多いことよ。
ファミチキをくわえて、そのまま先週から開墾を始めた畑へ向かう。今のところは、空き地のように見える。
今回も地主さんにご指導いただきながら、掘る。
シャベル1.5本分くらい掘る
出てきた根っこは残らず集める。残すと再生して、近い将来、後悔することになる
スキで掘り返すと根っこだけ上に上がってくるから、それを集める
スキは刺して、真上に平行に持ち上げる(これが難しい)
一列になって、根っこを集めてから次に進む
掘り返したところを踏まない!!
なにが辛いって、かがんで根っこを集める姿勢が辛い。腰が痛い。
鉄が生まれてよかった。昔は手でやって、それが木になって、鉄になって。必要に応じて文明が進歩したことを実感する。
あと、いちいち怒られながらやるのが良い。おじさんの目を盗んで、掘り返したところを踏みながら根っこを集めては怒られた。
これが「農作業体験」だったら、きっと怒られない。現代人に足りてないのは、怒られだ。
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「はやくにぃに、よくなってほしいなー」
とつぶやく3歳息子。かわいすぎる。
2月2日(日) 祖母との別れ
早くに起きて、子どもたちを置いて、ひとり岡山に向かう。木曜、95歳の祖母が亡くなった。最後に会ったのは、コロナになる5年以上前だ。
どうして、会いに行かなかったのか。そういえば、いつもお正月は電話していたのに、今年はしていなかった。
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10年以上ぶりに会う従兄弟たち。はじめは緊張したけど、やはりあっという間に昔のように話せた。昔は年越しといえば、大阪の祖母宅が定番だった。
祖母は叔母のいる岡山に移り住み、みんな近くに住んでいた。たくさん、わたしの知らない思い出話をしてくれた。
キムタクが大好きで、足が悪くなってからも担がれながら映画館に通ったこ。
4人姉弟の長女で、小学生で父親を亡くし、早くに結婚。義父母との関係に悩んでいたこと
なんでもズバズバ言う性格で、みんなそれぞれに傷つけられていたこと笑
貧乏で家族の誕生日にはケーキも買えなかったけど、父にはバイオリンとピアノを習わせたこと
すごく献身的に見守られて、大往生だったけど、それでも残された側に後悔は残る。自分のそう遠くない未来のことを思った。
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帰りは両親と並びながら、遺影はどれが良い? と話していた。こんな話が笑いながらできる時に、決めておきたい。
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さすがに日帰り岡山は疲労して、すぐに寝た。
2月3日(月) 嫌な予感が的中
昨日から喉に異変を感じていて、朝になるとそこに身体のダルさも加わった。これは、まずい。
そんな予感は的中して、10時半には38度近い熱。完全に6歳息子の風邪がうつった。
やるべき仕事だけ終えて、半休(シックリーブ)をもらう。楽しみにしていた約束も、泣く泣くリスケの連絡をする。申し訳ない。
隣では、念のため保育園を休ませた6歳息子が元気そうにゴロゴロしている。
ぐんぐん熱は上がって、39度。「インフル」の言葉が頭をよぎるが、発熱から12時間たたないと結果は出ないらしいので、明日の朝の病院を予約して寝込む。
夜寝る前、12歳娘が「みんなが元気になったら、恵方巻き食べようね」と言っていた。我慢させてすまんのお。
2月4日(火) パンデミックふたたび
昨日は元気にしていた6歳息子が、夜中に何度も起きて「鼻水が止まらない」と泣いていた。こんな時、大人は「鼻をかめばよいのでは?」と思ってしまうよね。
おかげで、ずっと対応していたオットは完全なる寝不足。息子は、昨日より明らかに体調が悪そう。今日も休み確定だ。
ふと見ると、いつも起きた瞬間から「おにぎり食べたい」とつぶやき、即食べはじめる3歳息子がゴロゴロしてまったく食べない。熱を測ったら、38.5度。終わった。
わたしは朝一番で病院に行き、インフルエンザもコロナも陰性。熱も下がり、ひとあんしん。仕事を再始動する。
2月5日(水) 自主隔離が始まる
朝一番、3歳息子を連れて病院。インフルエンザの判定を頂く。恵方巻きも豆まきも、またお預けだ。
インフルエンザの薬は苦いので、チョコアイスを買って帰る。薬を飲ませる時は、チョコアイスに混ぜるに限る。この真理に辿りつくまでは、散々苦しめられた。
苦労してなんとか飲ませた薬を、吐き出された時の徒労感たるや。
毎日部屋中をアルコール消毒して回っていた娘が、ついに自分の部屋で寝はじめた。キャンプ用のマットと寝袋を敷いて、自主隔離。
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