英語を制する者は受験を制す-共通テストリーディング
2024年の共通テストの英語問題全体の語数はおよそ6300語となり、センター試験の1.5倍の語数となりました。
試験時間の80分以内に問題を読み、解くにはおよそ150wpmの速さで英文を読まなくてはなりません。
これは、6300語の英文を40~50分程度で読み、30~40分で解かなければならないということを意味します。
高校生の平均速度が75wpmですから倍のスピードで読まないと読むだけで試験が終わってしまいます。
150wpmとは、語数300字の英文をおよそ2分で読むということです。
共通テストでは短い英文で300字前後、長い英文で1000字前後です。
第1問の問題を2分前後、第5問、第6問の問題を7~8分で読まなくてはなりません。
この速さで英文を読む時に文構造を考えたり解釈をしている時間はありません。英文を文頭から英語のまま理解する能力が求められます。
初めは英文を頭から日本語に置き換えて速く読む癖をつけ、慣れてきたら日本語に置き換えることをせずに英語のまま理解できるようにして行きます。
ちなみに、2023年のリーディングの平均点は53.81点です。点数差がある教科程攻略できれば合格の確率は上がります。リーディングで8〜9割取れる様になれば合格の可能性は高くなります。