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バリキャリだったけど会社を辞めて無職でも100万円手に入れた話

会社を辞めました!
そして失業手当をトータルで100万円もらいました。
無職万歳!
そのからくりはというと・・・


離職日にもよるみたいなのですが、今なら60日間、新型コロナウイルスの影響による給付日数の延長があるようなのです。年齢や被保険者の期間で変わってはきますが、私の場合通常の給付日数は90日です。それにプラスして60日延長されました。この制度が利用できたおかげで、私は通常よりも多く失業手当をもらうことができました。90日と思っていたのにプラスで給付されたので、とってもありがたかったです。この制度がいつ終わるのかは分かりませんが、コロナは早く終息してほしいと心から願っています。


ところで、どんな理由で辞めたのか、気になりますか?こちらはまた別の機会にしましょう。後ろ向きになっても仕方ないので、これからどうするのかを考えた方が建設的です。
退職したらやるべきことはいくつもありますがまずは、先立つものがないと困るので、失業給付金(失業手当)をもらうため、とりあえず最寄りのハロワ(ハローワーク)へ離職票とマイナンバーカードと印鑑を持って行ってきました。


いくらもらえるの?

失業手当は元は雇用保険からの給付金なので、いくらもらえるのかは、
年齢とか被保険者の期間で違ってきますが、大体給与の半分くらいしかもらえないと思っておいた方が良いです。離職前の半年間の給与から算定されるので、私の場合は辞める半年前から残業を目いっぱいして賃金総額をあげておきました。また、この給付金は非課税扱いになるらしく申告しなくて大丈夫でした。こういう場面でマイナンバーと連携しているんだと実感しました。


いつからもらえるの?

いつからかは、会社都合か自己都合かによって違ってきます。
会社都合の場合は申請した月から給付されますが、自己都合となると2ヵ月間待機し3ヵ月目からが申請受付け可能へと最近変更になったらしいです。
すぐ欲しいからといって、辞める会社に会社都合(倒産・解雇など)で離職票を発行してもらえれば良いですが、自分から辞めた場合は自己都合になるので待機期間があり、直すぐには給付されませんのでご注意ください。ちなみに、自己都合ですが会社都合ですと、虚偽の報告をした場合はハロワから会社へ確認が行くので正直に報告してくださいね。


認定日とは

次にポイントなのが、失業手当をもらうために月に一度ハロワへ出向く必要があり、日付は毎月自動的に指定されます。例えば5/5(木)にハロワで初めての手続きをしたとすると、第1木曜日が毎月の認定日になるため、6月も7月も毎月第1木曜日に、やむを得ない事情を除いて(入院とか、手術など、いろいろ理由はありますが)必ずハロワに来所しなくてはなりません。なので最初にハロワに行く日は、先を見越して気を付けた方がよいと思っています。(お正月とかお盆とか)


受給条件について

また、失業手当をもらえる条件として、大前提として「働きたい意思がある」ことです。働く気がないと失業手当は1円ももらえないのです。月一の認定日にも就職活動の内容を記載し報告するので、あくまでも次の職場を見つけるまでのつなぎとして給付を受けてください。


延長申請

あとは最近、起業目的なら最大4年まで延長できると(原則1年妊娠出産病気などの理由で仕事を探せない人は最大4年)これまた厚生労働省が発表しています。もう会社に勤める時代ではなく個人で稼げるようになってくださいと言われているような気がしますね。

そしてもうひとつ、おすすめなのは合法的に支給額を増やす方法です。
それは、公共職業訓練を受講することです。なぜかというと職業訓練を受講している間は給付が自動的に延長されます。つまり訓練が終わるまでは給付をうけられるので90日の給付予定が、訓練が120日ならその間ずっと給付がうけられるというわけです。これはとってもお得だと思いませんか?
手当をもらいながら学習できて、そのうえ手に入れたスキルを使ってまた就職先を探せるのです。これは本当に良い制度だと思います。
似たような訓練で、求職者支援訓練は失業給付は延長されないので注意してください。


まとめ

ここまでをまとめると、失業手当をたくさんもらいたいなら、会社を辞める半年前から少しでも賃金を上げ、会社都合での離職扱いにしてもらい、長めで自分のスキルアップにつながる公共職業訓練を受講し次の就職につなげるのがBEST、せっかくの制度なので賢く利用してみてはいかがでしょうか。

就活についてはまた別の機会にお話します。

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