まるみ麹本店さん味噌蔵見学に行ってきました🥰
2024年10月29日にいつも米糀でお世話になっている、まるみ麹本店さんの味噌蔵見学に行ってきました。
朝8時に集合(息子は保育園、娘は初めて自分で家の鍵を閉めて登校)。
私が運転する車に乗って、片道2時間半のドライブです🚗
岡山県総社市
まるみ麴本店さんに広島から4名、大阪、岡山から1名ずつ集合し、6名で見学。
山辺社長のお話を聴いてからの蔵見学です。
お父様の代からこうじづくりをされており、自然農法でつくられていたお米が、徐々に慣行農法(農薬などを使用した通常の方法の農法)が増えてきていった。
慣行農法で作ったお米では米糀になった時の品質が保てなくて困っていたが、企業努力で解決できる方法をみつけた。
というお話をききました。
ポイントは、電子技法(マイナスイオン)と備長炭。
マイナスイオンと備長炭で浄化したお水は、お米を漬けておくと水が濁る、、、
何が溶け出してるんだろうか…。
そして、備長炭。
何もしてない豆苗、備長炭を容器の中に入れた豆苗、備長炭を容器の下に敷いた豆苗。
備長炭を使用した豆苗の成長の速さ、食べた時のおいしさ(なにもしてない豆苗は後味の最後に苦味が残る)を実験&食べて教えてもらい、備長炭のポテンシャルにも驚かせられました。
味噌蔵見学
まるみ麴本店の入り口を入ると、物販コーナー、事務所、その奥に蔵がありました。
蔵に入ってからは、1.5t蒸米を作る機械
水を浄化するための木製容器
製麹途中のこうじたちを手入れする道具
などなども見せてもらいました。
そして、味噌蔵。
床、壁、天井は備長炭で敷き詰められ、天井にはマイナスイオン発生装(これはどこの部屋も張り巡らされてた!まるで森林浴をしてるような心地よさ)。
適度に温度管理された部屋の中に、お味噌がたくさん☆
杉樽で仕込まれた味噌もたくさんあり、蔵の中にいるだけでわくわくしました。
比較的新しい杉樽にはフックをかけられる輪っかもとりつけられており、特別仕様。
天地返し(味噌の発酵が均一になるように混ぜたり、底の味噌が上にくるようにする)ができる工夫もされていました。
杉樽(木樽)の魅力
多くの発酵を生業にされている蔵は木樽を使われている所がたくさんあります。
木には木目に微生物が住みついているので、その微生物のおかげで美味しくなったり、香りが豊かになったり、製品にもおくの良い影響を与えてくれています。
その一方で、管理は大変。
木に洗浄成分がしみこんでしまうため、洗浄剤は使えず、水洗い。
木なので一部が割れたり、破損したり…。
メンテナンスしないといけないが、木樽を作る職人さんもほとんどいない。
そして、資金に余裕がないため新しく樽を買えない所もたくさんあるのです。
発酵のお仕事を始め、醤油や味噌の蔵に興味関心を持ち、見学に行ったり、インスタなどのSNSで追っかけをしていると勢いのある若い当主さんがいる所はクラウドファンディングで支援をつのり樽を買ったり、木樽プロジェクトを立ち上げ発酵文化を後世に伝えるべく活動されておられる方も見受けられます。
一方で、発信もせず、愚直に素敵なお仕事をされているのに評価される舞台に立たず仕事をやめられたり、先の見通しが消費者としてみててもたたないのではないかな?と思う所もあります。
そんな中、まるみ麹本店さんはこれから先の見通しを考え新しい樽を入れたりと、長く続けられる仕組みを作っていかれているなと思いながら見学していました。
そして、社員さんたちも、会社が大好きなのが伝わってきて、社員さんたちの愛が製品にも伝わってるなというのも感じました。
(米糀を送ってくれる時の段ボールは規格が特注。というか、社員さんが製品を傷めず、かつ効率的に、送料ぎりぎりの重さまで送れるように工夫してくれてます。こんな所にも愛を感じる)
山辺社長、まるみ麹本店の皆様、貴重なお話、製品へのこだわり、たくさんのお話と、貴重な場所の見学、ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします🙏🥰
時々販売しております🥰
まるみ麹本店さんの米糀(1.3kg)を時々販売しております😁
ご入用の方はこちらからお問い合わせくださいね😊
https://lin.ee/Oy9ZKKx