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イジられキャラは「状況」でしか生まれない
いじられキャラが生まれる理由は、「その時の状況が、イジりキャラを生み出すから」です。
イジられキャラが持ってる雰囲気や話し方。これはぶっちゃけ関係ないし、ほぼ影響しません。
影響するのは、いたって普通の人が「イジりキャラ」に変身するタイミングと状況です。
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イジりキャラの心理は、単純に「マウントをとりたい」だけだったりします。全員が全員ではないけど、イジりキャラにこの傾向は強いです。
要するに、人をイジって「俺はこの人より上だぜ!」ってのを周りにアピールすることで、自分の立場を有利にできると考える。
だから「イジりキャラに変身する」というわけです。
だから、合コンみたいな異性がいる状況だとやたらめったらイジる人が多い。自分の立場を有利にしたいからです。
逆に、イジられキャラと二人きりになると急に優しくなるイジりキャラが多い。アピールする人が周りにいないからです。
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「いじられる=好かれてる」
って満足してるならいいのですが、たぶんそうでない人の方が多いと思います。
じゃあいじられないためにどうするか。対策として、下記の2つ。
・笑わない
・否定しない
ヘラヘラ笑顔で反応すると相手は「この人、イジっても大丈夫だ」と認識します。
あと「否定しない」こと。「ステラおばさんじゃねえよ!」みたいな否定は、まさに相手が求めるリアクション。たとえ敬語だろうが一緒です。
「よくわかんない」みたいなスタンスでうなずくのが無難。「つまんねー奴だなぁ」と思わせればいいのです。
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僕自身、どちらかといえば「イジられキャラ」です。
イジられキャラが染み付いてしまい、人間関係に亀裂が入ることを恐れ、どうしてもヘラヘラ流す。そんな自分が嫌だったので言語化に至りました。
イジられたくないなら、人を冷たく突き放す勇気が必要です。それで離れていくなら、それまでの人です。
「失敗のカギは、全ての人に好かれようとすること」です。
我慢して付き合うより、自分が心から「一緒にいて心地いい」と思える人を選び、濃い時間を過ごしたいものですね。おわりです。