技術が進化しても「退化」はしたくないですよね
こんにちはモリです。
先日、このようなツイートをしました。
ネットが人々に及ぼした影響
・「共通ネタ」が減った
・「物知りな人」の価値が下がった
・「対人」への抵抗が大きくなった
これらにより「会話」そのものに影響が出ている。
特に若い世代になればなるほどこの傾向は顕著。
近々noteに書こうと思います。
現代人は僕を含め、「会話が苦手」な人が増えている印象です。
それには「ネットが人々にもたらした影響」が深く関係しています。
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具体的にどのような影響をもたらしたか。
それは、ツイートのまんまですが下記の3つです。
①「共通ネタ」が減った
②「物知りな人」の価値が下がった
③「対人」への抵抗が大きくなった
①「共通ネタ」が減った
ネットが普及する前は、情報源は大きく「テレビ」「新聞」「雑誌」「ラジオ」に限られていました。
なので、みんな「野球」「ゴルフ」「ファッションの流行り」などの話題を把握していれば、ほとんど会話の話題に困ることはなかったといいます。
ネットによってより興味のあるものを、見たい時に自由に見れるようになったので、「共通の話題」を探すのが困難になりました。
②「物知りな人」の価値が下がった
ネットが普及する前は、美味しいお店を知っている人や、イケてるレストランを知っている人はモテたようです。
しかしネットの普及によって、そんな情報は数秒でゲットできるようになりました。
検索エンジンは、人間の「知っていることの価値」を大きく下げました。
③「対人」への抵抗が大きくなった
「会話はしてるけど、目線はスマホ」な高校生をよく見かけます。
で、たまに「えっマジ?」とびっくりした反応をする時に、ようやく相手の顔を見るみたいな。
目線はメインがスマホ、サブが相手の顔、といった感じです。
それどころか「人の視線にストレスを感じる」人が若者を中心に増えている、という調査の記事を見たことすらあります。
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上記、特に③なんかを見ると人間はだんだん退化していきそうな気がしてしょうがないです。
しかし、人間がいくら退化してもどうってことないくらい、技術も日々進化します。最近は「メタバース」なんかも話題になってますからね。
僕自身、技術の進化や、時代の変化は見ていて面白いし好きですし、素晴らしいと思います。基本的に「変化はいいこと」だと考えています。
ただ、僕自身の「退化」を許しちゃダメだなと。
「知っていることの価値」が下がっても、やっぱり知らないよりは知っていたほうがいい。
また、この先さらに「対人じゃなくても済む世界」になる。
でも、もしそうなっても最終的に辿り着く先はなんだかんだ対人だと思うし、僕は対人でのやり取りがやっぱりいちばん恋しいと思う。今は。
いくらものすごいイノベーションが生まれて世の中が便利になったとしても、人間としてのあたたかさというか…基本となる道徳的な部分は僕自身、大切にしたいなと思うのです。
んなこと言ってると「あたたか?道徳?ヴァッカじゃねーの?」みたいな価値観の世界になって、自分がだんだん昔の人になっていくのが怖い。
そうならないことを願います。