見出し画像

こじらせたのは誰のせい?

人生において、さまざまな悩みや葛藤に直面することは誰しもありますよね。
特に、「なんでこんなに自分は不幸なんだろう」と感じる時、その原因を他人や環境のせいにしてしまうことが少なくありません。

たとえば、親や周りの人から言われた言葉や態度が心に深く残り、自分を「つまらない存在だ」とか「価値がない」と信じ込んでしまうこともあります
。私自身も長い間、「お前はつまらん」「お前はやれん子だ」と言われ続け、それを真に受け、自分の価値を見失っていました。

特にこの3,4年自分らしさって何だろうとしっかり自分と向き合う時間を取ってきました。
そしてようやく最近、向き合ってきた課題に対し終着地を迎えてきました。
終着地までたどり着いたからこそ気づいたことがありました。
「こじらせているのは、他人のせいではなく、私自身なのでは?」と。
それは、たしかに親や環境の影響を受けたかもしれないけれど、最終的にそれをどう受け取って、どう対処するかを決めたのは自分自身だったということです。

ここで大事なのは、誰かに言われたことや、起こった出来事が
直接「不幸の原因」ではなく、それをどう自分が解釈してきたか、
そしてどのようにその状況に向き合ってきたかが、最終的な結果に影響しているということです。
私の場合、ずっと自分を否定し続け、「不幸でいる方が人に注目されやすい」と無意識に感じていた部分もあったのかもしれません。

自分で自分を複雑にして、糸をからませていたのです。
簡単に言えば、自分の選択がこじらせた原因でした。他人に評価されるために頑張り続け、「こうでなければならない」と自分にプレッシャーをかけていました。認めてもらうためには、いつも努力して、常に結果を出し続けなければならない。
そんな風に生きていたからこそ、心の中での「片結び」はどんどん増えていきました。

その「片結び」を作っているのは私自身だと。親や周りの人の影響もあるけれど、結局は自分がそれをどう受け取るか、自分をどう肯定するかが全ての鍵なんだと。

今では、過去の自分を責めるのではなく、その時その時で最善の選択をしていた自分を認めることができるようになりました。
だから、もし今、同じように悩んでいる人がいるならば
こじらせてしまっていることに気づき、その糸をほどいていく作業は
自分自身が始めるしかないんだということを伝えたいです。

こじらせた糸をほどいて、再び自分らしい道を進むことは難しいけれど、決して不可能ではありません。
自分の選択が、自分の人生を作り上げているのだから、自分の手でその糸をほどいていくことができるんです。
だって誰だって幸せになる権利を持っているからです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?