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長年東京に住んで感じたこと

少し前に県の幸福度ランキングを目にしました。

自分が住んでいる東京が何位かと確認すると…

46位

47位中の46位なので後ろから2番目です。

もちろん指標によって前後することはあると思いますが、

便利でモノに溢れている場所でも

幸福感を感じていない人が多い状況なのです。

上位の県である、沖縄、鹿児島、宮崎、静岡(以下「地方」と呼ぶ)などと

比べて何が違うのか?

大きくは

  • 自然

  • 社会的つながり

だと思っています。

東京に住んでいると、自然を探しに行かないと自然に出会えません。

もちろんすぐそばに小さな自然はたくさんありますが、

皆忙しく気づきません。

地方では自然が周りにあり、

人々は時間に追われず、その自然を感じる余裕があるように思います。

自然は心を癒し、更なるゆとりをもたらしてくれます。

東京では、周りの人は他人です。

電車で隣に座る人、すれ違う人がどんな人なのか気にしません。

地方では周りの人は「知り合い、もしくは、知りたい人」です。

興味を持っているので会話が生まれます。

会話が生まれると社会的つながりが生まれます。


多くの研究で、

社会的つながり

が幸福度の一番の要因であると結論づけています。

自然で心にゆとりが生まれ、

ゆとりが生まれると人と人とのつながりが生まれる。

そんな好循環があるように感じます。

もちろん東京に住んでいても幸せな人もいっぱいいますし、

自然や社会的つながりがなくても幸せな人はいます。

ただ、もし都会に住んでいて、

何だか幸福感を感じられない時は、

自分の住んでいる環境を見直すタイミングなのかもしれません。


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