総フォロワー38万人普通のお花屋さんのSNS戦略(型にはめて、型を破るとは型を作ること)
前回のSNS戦略の記事から2万人増えたので、タイトルのフォロワー数も36万人から方法修正しました。
SNS活動を始めてもうすぐ3年
2020年の12月頃から本格的に始めたSNS活動も、あと3カ月で3年が経つことになります。最初の1年間で大体5万人ぐらい、次の2年間で20万人、そして3年目ではおおよそ50万人程度を見込んでいます。
それは、私たち自身が何か大きく変わったという要因よりも、どのようなコンテンツをSNSで発信していくべきなのか、どのようなコンテンツが求められているのか、もう少し言い換えると、情報発信から【コンテンツそのものを磨き、改善する】ことに特化したことが大きな要因だと考えています。
よく言われている、ペルソナを設定する、その人たちに合う投稿をするということは確かに重要です。どのような投稿をしていくかを決めて、ジャンルの中で最もバズっているアカウントの良い所をそのままTTPして、型を見つけていく。まずはそこから始めるのが定石ですが、その先に進むためには、やはりそれだけでも何か足りないものがあります。
インフルエンサーは匂いをかぎ分ける
SNSで活動をするようになって、インフルエンサーのみなさんと交流し、情報交換する機会が増えてきて、ふとこの前感じたことがあります。彼らには冷静に分析する資質はもちろんですが、コンテンツを特化し、研ぎ澄まし、そして見本が無い中で答えを見つけていくアート的な匂いを感じられる特有の能力を持っている人が多いなと。
いくつかのコンテンツが流行に乗ったり、何らかの要因で単発でバズって数万人のフォロワーを抱えるインフルエンサーは数多くいますが、そこから10万人以上のフォロワーまで成長させられるインフルエンサーは、何とも言えない雰囲気というか、嗅覚を感じるんです。
型をつくる
自分だけのテンプレートを作ることが重要だというようなことを言うインフルエンサーも相当数います。それは、結果的に、他のアカウントとの差別化を図ることでもあるし、一種のブランディングでもあります。冒頭のキャッチコピーで、「あっ、この人知ってる」って思ってもらうことで、フォローしてもらったり、いいねをしてもらったり、コメントをしてもらったりと、リアクションしてもらえるようになるかもしれません。
その型を真似してもらえるようになると、ジャンル自体が成熟し、成長することで、第一人者としての認知を獲得してさえいれば、他の人の成長と共に、自分のアカウントもよりスピード感をもって成長していくチャンスにもなります。
だからこそ、最初は真似をしていても、最終的には自分の型を作り、そこから一種の流行を作り上げていく事が、次のステップに進むヒントになるかもしれません。
独創的すぎてもOKだけど
誰もが真似できない独創性を発揮することも、参入障壁を高くすることになりますし、そうすることで、自分のアカウントが常に第一人者として地位を確固たるものにすることに繋がります。それも一つの戦略ですが、ジャンル自体を成長させることによって、今自分に興味が無い人にも興味を持ってもらうためには、戦略的に真似をしてもらうことも一つの方法ですし、或いは同ジャンルで違う型を取り入れることによって、今まで自分を知らなかった人に認知してもらう方法もあるかもしれません。
SNS戦略だけじゃない
そして、それは商売でも同じことが言えますよね。
自らニッチな商圏を見つける、或いは創出していくことで、過当な競争から抜け出すことと、その商圏をどのように成長させていくか、或いは違う商圏との掛け合わせによって新たな商圏を創出していくか。そのような抽象度の高い戦略も時折含めることで、自らのアカウントの棚卸ができるようになっていきます。そう考えると、経営者はSNS向きだし、インフルエンサーは経営者向きってこと?