令和時代における知的生産術のすゝめ(竹)
この記事は前回の続きであるためぜひ一度前回の記事を読んだ上で戻ってきてほしい。
以下は前回の冒頭部分である。
今回は以下の内容で構成される
4年間いろんなものを本当にたくさん試した上でのおすすめであるし、SEO記事やアフィリエイト記事ではないので、本当におすすめなものしか載せていない。闇深い裏の仕組みを知っている人からするとこの記事は魅力的であると思う。
スマホ見過ぎの問題をこれ一つで解決
アテンションエコノミーに気疲れしているGenZ(Z世代)を中心に欧米ではスマートフォンのスクリーンタイムを減らそうという動きが見られている。中でもこのOpalというアプリはすでに何百万ものユーザーが世界中にいる。
そして仕事や学習に用いるアプリは開きたいが、SNSは制限したいそんな需要に見事に応えてくれるアプリでありUI、UXともに優れている。毎日使って愛用しているので紹介したいと思う。
Opalアプリの仕組み
Opalの使い方は簡単で、ダウンタイム・スケジュール機能により、ダウンタイムをスケジュールすることができ、デバイス上の選択したアプリにアクセスすることができなくなります。
自分でステージというものを決めることができ、難易度を自分で決めることができる。
・ノーマルステージ・
休憩やセッションのキャンセルが許される。
・タイムアウト・ステージ・
次の休憩までの時間がどんどん延びていく。
・ディープフォーカスステージ・
セッションをそれ以上早く終了させることはできず、選択したアプリケーションはすべて厳しくロックされる。
メリットデメリット・特徴について
まずは特徴
・OSとChromeを含むプラットフォーム向けに設計されており、Android、macOS、Safari、Firefoxなどの他のプラットフォームも間もなく追加される予定・
・現在は言語が英語で日本語に非対応である
メリット
・スクリーンタイムへの意識そしてSNSの強制ブロックは開く意欲を阻害する
・無料の機能で十分にスクリーンタイムが減る。(自制心に依存するが)
・アプリのデザインがよく、ウィジェットもいいデザインのためインターフェイスデザインを阻害しない
・自分でブロックしたAppを開こうとすると毎回、励ましか煽りの言葉をくれ自分の夢や目標にFocusしろと促される。
・非生産的である!と自分が決めたアプリと仕事のためのアプリの使用時間を別々で表示してくれる
デメリット
・有料プランがなかなか高い。
・一括のサブスクプランに無料トライアルがない。
実際に使ってみて
自分の場合は毎日SNSの時間を制限しており、仕事や情報収集以外のスクリーンタイムは圧倒的に減っている。
実際に他人の生活やストーリーなんて見なくても何も困らないということに気づく。
ポストモダンにおけるVlogやインスタグラムは資本主義的観点から作られた理想の生活の虚像でありそこにユートピアはないことが一目瞭然である。そんなことに気づかしてくれる。
ネット記事読んで、メモをとるのとはおさらば!
こんなことありませんか?
・いいWeb記事見つけたけど、どの記事だったか忘れた
・シェアしたりはするけトーク履歴がないためトレースできない。
・いい記事をジャンルごとに整理したい
・記事を読んで感じたことをまとめて整理したい
*Chromeを使っていることが前提になります。
Notion Web Clipper【公式】とは?
Notionが公式に出しているWebページを保存できる機能であり、自分も毎日これを使い10〜15記事は少なくとも毎日読むため利用している。
メリットや特徴は以下である
ウェブ上のページを保存可能
クリックだけで簡単に保存
テキストや写真がNotion上に保存される
読み返したい記事や後で読む予定の記事を保存可能
広告がないため、余計な情報がなく見やすい
バックアップ機能のないサービスで自分の記事を保存可能
スマホでも保存可能
この機能が最高すぎる。
友人や会社のスラック、News Appで見つけたいい記事を2秒でデータベースに保存できる。
モバイル版APPはこちらから
溜まった記事を以下のように自分は分類し利用している。
これを元にテキストをGPTに投げサマリーと共に友人や仕事でシェアする。
AI時代において情報の格納先は基本的に脳である必要はなくクラウドでいい。必要であればクラウドから引っ張り処理をしてはまたクラウドに戻す。PDCAサイクルのプロセスにTechは大いに貢献しうるだろう
ChatGPT毎回開いてる人へ
ちょっとしたことの修正等にAI使いたい。けどノートパソコンで2画面にしたり別タブ開くほどじゃないとき。そんなときはGPTではなくBingAIのChrome拡張がおすすめ。そしてマルチモーダルなので画像生成もできるし、課題や文献をそのままコピペでぶっ込んで、エクセルやスプシに出力したり表やグラフにできる。また英語の文章の修正やメールフォーマットの作成依頼この辺りは非常に便利である。
自分の使い方では、英語のメールを書くとき、英語でメールの要件を音声入力し、誰宛てでどんな関係か敬語なのかカジュアルなのか緊急なのかそうでないのかを説明しメールを作成してもらう。教授との連絡くらいであればほぼ修正なしで送信できるクオリティで使える。またクイズや問題がわからない際はスクショしてそのまま画像を入力。
最後に
AIと共存していく社会。人間性が大事だなんていってAIから離れていると取り残される。インターネット黎明期が物語っている。小型DSやスマホやAIrpodsなんて流行るわけないって多くの人は偉そうに語ってきた。実際は違う。テクノロジーの変化に逆行した意見を述べる多くの人は、テクノロジーによってポジションを脅かされている人の保守的な文脈から派生したポジショントークであり見習う必要はゼロである。
ヨーロッパの人間中心主義の思想は、この流れに遅れる。これは間違いない。一神教ベースの思想の上にAIが重なると相性が悪い。宗教論争と同じ構造に至りやすくAI=神みたいな捉え方に陥りこれを阻止すべくAIを規制している。しかしこれは人間が最も崇高な生き物であるということを前提とした価値観であり、アジア、中でも日本にその感覚はない。宗教感を持たないといいう宗教観を持つ日本人の特性を存分に活かす天才がサラッと世界を変えていく未来が見える。
果たしてあなたは今以下の図でどの層にいるだろうか。
このキャズムはおそらく今以上に乖離する。ポストモダンの消費社会に犯されていると、トレンドに使うアテンションはもう残っておらず、キャリアチェンジや昇格や、家を買う夢よりもYoutube見てるのが楽だし幸せという認識に陥るだろう。そしてそこには困難や苦悩がなくCheap dopaminで手に入るものでポートフォリオが埋め尽くされる。そしてアイデンティティに乖離が相見え、不動産屋の成長ワードに踊らされたり、ローンでブランド物かってインスタにあげたり、鬱なのにゲームと仕事で気づかない。こんな未来にならないだろうか。
なぜ現代アートは苦難や困難の描写が行われるのか。なぜ体育会系の理不尽さが採用市場で求められるのか。なぜマクドナルドより友達と作る完成度の低いご飯の方が思い出になるのか。ホモサピエンス20万年のうちのたった150年の資本主義に踊らされているのだろうか。
今一度非合理の中にある合理に向き合わなければと再度認識した上で、読んでくれた方の気づきになればと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?