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福岡の絶景: 青い海と森を同時に【立石山】

正月の夜更かしの影響で遅めに起床した今年の年始。こんなに暖かい年始は珍しい。どこかに出かけたくなる気分だ。ふと思いついたのは、あの素晴らしい景色が見える場所。
快晴の今日は、きっと綺麗に違いない。福岡県糸島にある立石山。思い立ったらフッ軽の私。すぐに支度をして出発することにした。

道中は込み合うことなくスイスイやってきた。芥屋のキャンプ場の駐車場は、思ったよりも車が停まっていたが、空いてる場所を探すほどでもない。皆、目的は山ではなく、この綺麗な海を見にやってきたのだろう。
快晴だから蒼い海が広がっている。

早速靴を履き替えてスタート。
入口はこの看板を目印に。
海抜0mから上がっていく。

入口ちょっとわかりにくい

この階段を上りあがると、近くの芥屋の国立公園と同じくヤブツバキが多い植生にワクワクする。お昼はとっくに過ぎているが、鳥の鳴き声があちこちから聞こえる。なかなか素敵なところだ。
20分ほど登るとごつごつとした岩が多い登山道となっていく。

ここはまだまだ入口だな

初心者で子供でも行けるというが、なかなかこの岩場を登っていくのは今の私にはハードであった。(後日知ったが別ルートはもっと楽らしい…)どれだけ体力と柔軟性が低下しているのか、少々愕然としてしまった。久しぶりとはいえ、足がこんなに上がらないとは!へばりつくように岩を登っていくが、そんな中でも振り返ると絶景が見えて素晴らしい。

振り返ったり 横から海を見ながら登れる貴重な山


ついでにあんな下からここまで登ってきたのか、と駐車場を見つけては達成感が増していく。

私の好きな松があちこち見られる。海を眺めながらこんなに登れる山は福岡にも早々ない。真夏はさえぎる木々が少なく暑かったが、この時期は良いな。冬だからと着込んできたのを少々後悔するほど汗ばんできた。すれ違った人の中で一人だけ半袖Tの日本人男性がいた。
すごい。正月だよ、今。彼に感心したのは一瞬で、足がすでにやばいかもと、体力のなさに笑いがでるほどだった。でも不思議と心地よい疲れである。

この季節でも私の好きなシダで生い茂る場所
ここだけジャングルみたい

休み休みで前回よりも時間はかかったが山頂へ。
絶景だ。

アカマツの群生かな 松が多い山頂

低くても達成感あり、この景色を手軽に見れるなんて、ほんとに良いところ。思ったよりも人がいた上、汗が引いてきて少し寒くもなってきた。

360℃見渡せる景色 

あまり長居せずに下山。
あの上りを下るのか。早く温泉に入りたい。
そう思いながら黙々と下りていく。やはり下りはあっという間だな。

まだ午後であるが すでに西日のような景色

今年初の登山。立石山でよかった。
低くてもこの絶景はやはり良い。
軽い疲労感も何のそので達成感が大きく上回る。
というか、ここに来るともうきつさは忘れてる!
でもちょっと運動しないと結構やばい。

また近いうちに来るよ。
ありがとうございました。

終わりに

立石山での登山は、日常から離れて心身をリフレッシュできる。自然と触れ合い、その美しさや壮大さに感動し、新しい年を迎えるためのパワーをもらえた。この山の魅力は、その手軽さと絶景、そして自然の中で得られる癒しにある。

皆さんも、ぜひ立石山を訪れてその美しさを体感してみてほしい。
新しい年のスタートを、自然と共に切り拓く体験をしてみてはいかがでしょうか。心地よい疲労感と共にリフレッシュできること間違いなしですよ。

ほんと、お勧めです!!

基本情報

名称:  立石山
よみがな:たていしやま
所在地: 糸島市志摩芥屋
電話:  092-322-2098(糸島市観光協会)
駐車場: 約120台(芥屋海水浴場駐車場 第二駐車場)
     第一駐車場(約80台)からも登山可能です
公共交通:筑前前原駅(JR筑肥線)北口からバス(芥屋線)乗車、
      終点「芥屋」バス停から山頂まで徒歩約60分
※バスの本数が少ないので事前にご確認ください。




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