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#53 心が弱ってしまったときには『後悔しない社会人1年目の働き方』

こんにちは、森本千賀子です。本日も『後悔しない社会人1年目の働き方』より、新社会人の心得から、必ず成果・成長に結びつく働き方、効力がある働き方、勝つためのルールなどをお伝えしてまいります!
本日も『壁を乗り越える』のパートです。

part① 絶対に心得ておきたい6ヶ条   # 1 ~ # 8
Part② 基本のスキル・知識を身につける # 9 ~ #19
part③ 求められる人材になる      #20 ~ #31
part④ 人間関係を築く         #32 ~ #43   
part⑤ 壁を乗り越える         #44 ~ 
part⑥ ・・・

『後悔しない社会人1年目の働き方』

「眠る」「食べる」「人に会う」

「仕事がうまくいかない」「上司や先輩に叱られた」「失敗や後悔を引きずってしまっている」……凹んだ状態からなかなか抜け出せないこともありますよね。そんなときの対処法をご紹介しましょう。

●眠る

睡眠には「リセット」効果があります。くよくよ考えるよりも、眠ってしまいましょう。睡眠不足の状態では、モチベーションを上げることはできません。まずは十分に睡眠をとってください。眠っている間に脳のなかであれやこれやが整理され、起きたらスッキリしている、というのはよくあることです。ゆっくりお風呂につかり、身体のコリを解きほぐしてから眠りにつけばなお効果的!

落ち込んだときだけでなく、日常的に「よい睡眠」をとることはとても大切です。マットレスや枕は自分に合ったものを選び、照明はリラックスできるものに……など、眠りの質を高める方法はいろいろあります。高性能の空気清浄機もおすすめ。空気がきれいになると、それだけでも快適に眠れます。心の健康を保つためには、まず体調管理から!

●おいしいものを食べる

人間は単純です。おいしいものを食べれば、自動的に幸せな気分になれます。落ち込んでいるときこそ思い切ってぜいたくをして、おいしいものをたくさん食べてください。

もしくは、趣味のものなどを買ってもいいでしょう。「目標達成したときのごほうび」としてだけでなく、落ち込んだ自分を立ち直らせるときにも、ちょっとしたぜいたくをするのはアリだと思います。「この幸せをもっと味わうためにも、またがんばろう!」という気持ちになれるなら、そんな自己投資も必要です。

●人に会う

気持ちが弱っているときには誰にも会いたくない……という人は多いと思います。でもあえて、人と会って話をしましょう。とくに失敗した後などは、家に帰って1人でヒザを抱えて落ち込んでいるよりも、誰かと一緒に飲みながら「やっちまったよ!」と吐き出すほうがずっと気が楽になります。「そんなの俺だってあるよ」「私はもっとひどいことやらかしたよ」なんてリアクションが返ってきて、気持ちが落ち着くかもしれません。(もちろん、安心するだけでなくちゃんと反省もしましょう)

では、誰に会うか。やはり最適なのは、同じような立場で同じような苦労をしている「同期」だと思います。悩みや苦しみを共有することで救われることもありますし、「お互いがんばろう」と励まし合うこともできます。もしくは、慕っている先輩に「飲みに連れていってください」とお願いするのもいいでしょう。

また、落ち込んだ気分が長く続いて、なかなかモチベーションが上がらないとき、故郷を出て1人暮らしをしている人であれば「実家に帰省する」という手もあります。親、兄弟、あるいは恩師、旧友など、自分のことを応援してくれている人、自分に期待を寄せてくれている人、自分のことを大切に思ってくれている人に会うのです。その人たちの顔を見るだけでも、「落ち込んでなんていられない!」と、気持ちを切り換えられるのではないでしょうか。

もちろん、身近な友人でもOKです。「この人に会えば自分は元気になれる!」という人を見つけておき、気持ちが弱ったときには会いにいきましょう。

これから入社を控え社会人一年目として希望に燃えている、もしくはどんなふうに頑張っていけばいいか不安に思っている人、新人としてこの一年を過ごしたもののまだまだ力不足を感じている人。そんな若手ビジネスマンに向けて「後悔しない社会人1年目の働き方」についてお伝えしています。

また、社会人1年目の方だけでなく、若手ビジネスマンの育成、指導をされている 上司・先輩世代の方にもヒントになればと思っております。

『後悔しない社会人1年目の働き方』
仕事場でのルール、「社会」のオキテ、気配りの作法、モチベーションの保ち方、挫折した時の復活の仕方などについて、自身の経験や後輩指導の経験はもとより、企業トップ・人事担当の視点も持つ森本千賀子ならではの考え方・アイデアを伝授します。

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