#51 記念日やイベント時にはプレゼントを贈る
私は人にプレゼントするのも大好きです。「ここ」というタイミングでは、ふさわしい品を選んで贈っています。単純に相手の方が喜んでくれるのはうれしいですし、結果的に自分の存在を相手に強く印象付けることにつながります。
プレゼントのタイミングは、誕生日、昇格・昇進、社長就任、異動、転職、クリスマス、バレンタインなど。これまで感じたところでは、社長就任時のお祝いは、皆がしていそうで意外としていないようです。お祝いのメールメッセージなどはたくさん来るけれど、わざわざプレゼントを買いに行き、手書きのメッセージカードまでつけて郵送してくる人というのはなかなかいないようで、「すごくうれしかった」とご連絡をいただきます。
異動する方には、これまでお世話になったお礼を込めて。担当を離れ、今後接点がなくなるからもういいや、ということにはせず、感謝の意を形にして表すようにしています。結果的には、別の形でご縁が復活することもありますし、後任者への引き継ぎにあたっていろいろと配慮いただけることもあります。
これまで贈ったプレゼントの一例をご紹介すると、
●出張が多い方に…ミニサイズのビジネスユースの目覚まし時計、ペンケース
●還暦を迎えた社長に…赤いペン
●コーヒーが好きな方に…コーヒー豆
●スポーツをしている人に…スポーツタオルなど
●ファッションに敏感な方&逆に気を遣わない方に…ポケットチーフなどのファッション小物 (※後者の方には、「持っていなさそうだけど、結婚式やパーティに出席する際には役立つだろうな」と想像して選んでいます)
また、女性に対しては、「名私香(私も使っている、名刺入れの中に入れて香りをつけるもの)」、化粧ポーチ、折り畳み傘、扇子、リップライナー、写真立てなど。男女問わず、イニシャル入りのハンカチなど。
いずれにしても、決して高価なものではありません。2000円~3000円程度と、相手が受け取って負担に感じない金額の範囲です。ほとんどの場合、会社の経費ではなく自費で購入しますが、喜んでいただけること、ご縁が長く続いて信頼関係を深めることにつながるなら、十分にかける価値がある投資だと思っています。何しろ、プレゼントを渡した瞬間だけでなく、その品を使うたびに私のことを思い出していただけるのですから。
ちなみに、プレゼントは持参するよりも郵送で送ることが多いです。「お会いして渡そう」とアポイントを取るタイミングを見計らっているうちに時間が経ってしまい、せっかく選んだ品が季節外れになってしまう…なんてことも。プレゼントはやはりタイミングを逃さないことが大切。会って渡さなくても、届けばお礼のご連絡をいただけるので、そのときに次回面談のチャンスも得られるでしょう。