#4 面会相手のSNSでプライベートも探る / 出会って、即、心をつかむ「雑談」の技術
こんにちは、森本千賀子です。
出会って、即、心をつかむ「雑談」の技術 #4です。
初回アポまでの事前準備②
最近は、インターネットを活用することで個人の情報収集も手軽になりました。情報を知りたい相手の名前で検索するだけで、ブログ、フェイスブックなどSNSでの発信情報を見つけることができますよね。そこでは、趣味やプライベートでの活動、交友関係なども知ることができます。
そこで知り得た情報をもとに、私はストレートに相手に質問しています。
もちろん、最初は一般的な雑談から始めますが、打ち解けてきて相手も話に乗ってきていると感じれば、ブログで紹介されていたプライベートな話題にも踏み込んでいきます。
「そういえば、ブログを拝見しました。先月、ハワイ旅行に行かれたんですね。どなたとご一緒だったんですか?」「お嬢さんが描かれた絵、素敵でしたね。今、おいくつなんですか?」など、遠慮なく聞いてしまいます。
ブログやSNSなどの予備情報がなくても、趣味やプライベートの質問は、よく投げかけます。そこで、「初対面なのに、いきなり立ち入りすぎ!」なんて不快感を示す方は、これまでの経験からすると1000人に1人いるかいないかくらいの割合でしょうか。
これまで、経営者、人事担当者、転職希望者など1万数千人もの方々とお会いしてきて実感しているのは、「自分のことを知ってほしい」と思っている人は意外に多いということです。自分に対して、また、自分が興味を持っているテーマや好きなことに対して関心を持ってくれる人には好感を抱くし、質問をされれば喜んで話をしてくださるものです。相手が話していて楽しい話題であれば、自然と会話も盛り上がります。
「仕事と関係のない個人的な話なんかしてもいいのかな」などと臆せず、話題を振ってみてはいかがでしょうか。仮に相手が抵抗感を示したとしても、私は「あっ、ごめんなさい。思ったことをすぐに口に出してしまう性格なので!」と笑って済ませますし、後々引きずることもありません。遠慮して口をつぐんでいるよりも、お互いに楽しい時間を過ごした方がいいと思いませんか。
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お客様や周囲の人々とよりよい関係を築き、あなたのビジネスがより大きく、喜びに満ちたものとなるよう、人生がキラキラと輝かしいものになるよう、心よりお祈りしています。