#22 自分自身のプライベートもオープンにする / 人間関係を深める仕事の習慣
こんにちは、森本千賀子です。
人間関係を深める仕事の習慣 (11)です。
自分自身のプライベートもオープンにする
私は、仕事上でお付き合いする方々に対し、基本的には、自分自身のことをオープンにしています。ただし、「自分のプライベートには踏み込まれたくないし、相手のプライベートも聞かされたくない」というタイプの方もいらっしゃいますので、そこは雑談をしながら、どこまで開示していくかを見極めます。「この方はここまで話しても大丈夫かな。受け入れていただけるかな」と、さじ加減をしつつ、ギリギリまで自分をオープンにします。
こちらから壁を取り払うことで、相手の方も「ここまで深く聞いていいんだ」「なら、自分も話してしまっていいんだ」と、心も開きやすくなるものです。
自分のことを話すタイミングですが、例えば「連休の予定」など、ちょっとしたプライベートの話に触れたときがチャンス。「私は子どもを連れて実家に帰省するんです」などと切り出しやすくなります。相手は「お子さんはいくつですか」「ご実家はどちらなんですか」などと聞き返すでしょう。「相手の質問に答え、さらに相手に同じ質問を返す」といった体裁で、プライベートの話を広げやすくなります。
「私には二人の子どもがいるんです」
プライベートの状況を伝えることは、仕事の面でも大きなメリットがあります。
私の場合、2人の子どもを育てていることを普段から皆さんにお話ししておくことにより、「夜間は連絡がつきにくくなります」「夜間の面会や面接同席ができません」など、ビジネス面での制限も理解していただいています。クライアント企業を訪問しているときも、17時を過ぎると、「そろそろ保育園にお迎えに行く時間だよね」と、気遣っていただけたりします。
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お客様や周囲の人々とよりよい関係を築き、あなたのビジネスがより大きく、喜びに満ちたものとなるよう、人生がキラキラと輝かしいものになるよう、心よりお祈りしています。