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#31 雇用市場で求められる人材とは? 『社会人1年目の働き方』

こんにちは、森本千賀子です。
#20~#30でお伝えした『求められる人材になる』のパートを振り返りたいと思います。

まず、企業や社会から「求められる人材」とはどういう人物なのでしょうか。

これは、当然ながら、企業やポジションによって異なります。「守備タイプ」が重宝されることもあれば、「攻撃タイプ」が求められることもあります。「個人プレーで業績を上げられる人」を欲しがる企業もあれば、「チームワークでしっかり役割を果たせる人」を高く評価する企業もあります。ですから、一概には言えません。

そして、一企業でも、どの「成長ステージ」にあるかによって、求める人材像が変わっていくものです。

特徴が表れやすいのは、次に挙げる「草創期」「拡大期」「安定期」「多角期」「成熟期」。あなたが所属している企業はどのステージにあるのかも意識して、自分に求められているのは何か、会社の成長に伴いどんなことを求められるようになるのかをイメージしてみるといいでしょう。

会社の成長と求められる人材

もちろん、この傾向がすべての企業に当てはまるわけではありません。今は、企業が変革していくスピードが速く、この分類の垣根もあいまいになっています。本業拡大をしつつ同時に多角化も進めるなど、2ステージにまたがっている企業もあります。

大切なのは、今、自分の会社がどんな課題を抱えていて、どこに向かっていこうとしているかを理解すること。新人のうちは目の前の仕事をこなすので精いっぱいだと思いますが、少し余裕が出てきたら、組織全体を見渡してみてください。

そして、自分はどんな役割を果たすべきかを考えてみましょう。この先、もしかして、「今の会社では自分が望む働き方ができない」「会社が望む働きと自分の強みがマッチしない」「自分の強みを十分に発揮できない」と感じたとき、「転職」を検討することもあるかもしれません。そうなった際にも、「自分の強みを生かせる企業、やりがい を感じられるのはどのステージにある企業なのか」という視点で探してみるといいでしょう。

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”求められる人材になる”を振り返ります

20 「雑用」こそ自分をアピールできるプレゼンツール

21 「打てば響く」人間にチャンスが巡ってくる

22 飲み会の幹事も立派なマネジメント経験

23 理想的な仕事の3要素「WILL」「CAN」「MUST」

24 マストスキルは「変化対応力」!

25「××といえば○○(自分)」という「自分ブランド」を作る

26 仕事以外でもOK!強みはどんどんアピール

27 社内の「オピニオンリーダー」を探し出して仲良くなる

28 社風や価値観はインテリアからもわかる

29 企業の「通知表」の読み方を知っておく

30 「このペン、1本いくら?」を意識する

私からお伝えする内容が、あなたの課題の突破口となり、成長の一助となることを願っています。

『後悔しない社会人1年目の働き方』
仕事場でのルール、「社会」のオキテ、気配りの作法、モチベーションの保ち方、挫折した時の復活の仕方などについて、自身の経験や後輩指導の経験はもとより、企業トップ・人事担当の視点も持つ森本千賀子ならではの考え方・アイデアを伝授します。

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