#16 読書の習慣づけは 「目次読み」からスタート。読書の習慣はビジネスパーソンとしての 基礎力を養い、視野を広げてくれる 『後悔しない社会人1年目の働き方』
こんにちは、森本千賀子です。本日も『後悔しない社会人1年目の働き方』より、新社会人の心得から、必ず成果・成長に結びつく働き方、効力がある働き方、勝つためのルールなどをお伝えしてまいります!
■「読書」の習慣を持つことはとても大切
ビジネスパーソンとして「読書」の習慣を持つことはとても大切です。
私はそれを入社1年目に学びました。新規開拓の営業活動で出会った社長から、私の誕生日にダンボール箱いっぱいの本を贈っていただいたのです。ビジネス書から歴史小説までさまざまなジャンルの本が20冊近く。「だまされたと思って、ちゃんと読んでみなさい」というメッセージが添えられていました。私と話をしていて不足していると感じた知識を習得できるよう、提供してくださったのです。
「財務諸表の読み方」なんて難解なものもあり、読み切るのに1年かかりましたが、それによってずいぶんと視野が広がり、「経営」の知識も身につき、ビジネスパーソンとしての基礎を築くのに役立ちました。
■身構えることなく移動中などのスキマ時間で
読書の価値を実感した私は、以来、常に1、2冊の本を持ち歩き、移動中などのスキマ時間に読むようになりました。
みなさんにもぜひ、読書の習慣をつけていただきたいと思います。「さぁ、読むぞ」と身構えるのではなく、常に本が手近にあって空き時間に読むことを「当たり前の日常」にできるといいと思います。これから忙しくなっていって読書から離れると、戻るのに時間がかかってしまいます。1年目のうちに習慣づけましょう。
■慣れていないうちは「目次読み」からスタート
読書に慣れていないと、1冊をなかなか完読できず、途中で「もういいや」と投げてしまいがちです。それを防ぐために、最初はテーマが細切れになっている本を選ぶのも手。最初に目次に目を通し、興味のある項だけを短時間で拾い読みする。それをくり返せば、読書に対して感じるハードルが下がりますよ。
―
これから入社を控え社会人一年目として希望に燃えている、もしくはどんなふうに頑張っていけばいいか不安に思っている人、新人としてこの一年を過ごしたもののまだまだ力不足を感じている人。そんな若手ビジネスマンに向けて「後悔しない社会人1年目の働き方」についてお伝えしています。
また、社会人1年目の方だけでなく、若手ビジネスマンの育成、指導をされている 上司・先輩世代の方にもヒントになればと思っております。
『後悔しない社会人1年目の働き方』
仕事場でのルール、「社会」のオキテ、気配りの作法、モチベーションの保ち方、挫折した時の復活の仕方などについて、自身の経験や後輩指導の経験はもとより、企業トップ・人事担当の視点も持つ森本千賀子ならではの考え方・アイデアを伝授します。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?