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痛風漢の麻婆春雨丼(食品表示の解説付き)

 こんにちは、痛風漢です。今日は、スーパー巡りしていたら、痛風漢でも作れる早い、簡単、安い麻婆春雨を見つけたので、これを使って麻婆春雨丼を作りました。

 材料はシンプル、残っていたご飯と永谷園「レンジで簡単!麻婆春雨 中辛」のみ。
麻婆春雨をパウチ袋のまま、電子レンジに投入、500Wで1分50秒温めるだけ。なんと、春雨もパウチ袋の中に入っているんですよ。

 チーン!!やけどに注意しながら開封。ご飯の上にぶっかける!!

お好みでガリとネギを添え、仕上げにごま油をまわしかけると最高!!

 この商品、税込で約200円。安いと思いませんか。企業努力に感謝🙇
春雨なので、商品のカロリーはなんと139kcalしかないのでヘルシー。

あ〜美味しかった。中辛でもそんなに辛くはなかったです。ご馳走様でした🙏

<おまけ>
 今日は、裏面に記載されている原材料表示を読み解いてみました。

商品の裏面

 原材料表示の見方はご存知でしょうか?(写真左下四角の中が原材料表示です)
より詳細なルールは、下記にある「知っておきたい食品の表示(令和4年版・消費者向け)」のPDFを参照してください。

 原材料表示の基本ですが、食品/食品添加物というように、/(スラッシュ)を挟んで食品と食品添加物を分ける記載方法があり、それぞれの部分では使用した重量の割合の高い順に表示されています。

 今回の商品を見てみると、
[食品]
 春雨(中国製造):カッコの中は原料原産地表示で、中国で製造された春雨を使用
 キクラゲ、豚肉、人参、植物油脂、たけのこ:使用した素材
 糖類混合品(水あめ、砂糖、ぶどう糖果糖液糖):甘味をつけるための調味料
 ポークエキス:豚の出汁感を付与するために使用していると思われる
 醤油:調味のため 
 赤ピーマン:彩りかな?
 食塩:調味のため
 でん粉:とろみづけかな?
 ねりごま、砂糖、豆板醤、にんにく、生姜、オイスターソース、花椒:調味のため

[食品添加物]
 調味料(アミノ酸等):調味のため
 糊料(加工でん粉):とろみづけのため
 カラメル色素:色付けのため
 カロチノイド色素:色付けのため
 酸味料:酸味をつけて味に締まりを付与していると思われる

(一部に小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)←これはアレルゲン表示です。
食品アレルギーをお持ちの方は、注意しましょう。
この商品は、原材料表示の最後にまとめて記載する方法を採用してます。よって、どの原材料にどのアレルゲンが含まれるかがわからないので、詳細を確認したい場合は販売者に確認しましょう。

 食品添加物が気になる方もいると思います。食品添加物は、保存料、甘味料、着色料、香料など食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものです。
下記のように安全性は評価された上で、厚労省が使用基準を設定しています。食品添加物について正しく理解した上で、各々が判断すれば良いと思います。

食品添加物の安全性は、人の健康に与える影響を食品安全委員会が科学的に評価し、健康を損なうおそれのない範囲に限って、厚生労働省が、食品添加物を使用できる食品やその最大量等の使用基準を設定し、使用を認めています。これらの基準は、国産品であれ輸入品であれ、我が国に流通する全ての食品に適用されます。

このような取組の下に、食品添加物の安全を担保していますので、一般的に流通している食品について、身体への悪影響を気にする必要はありません。一方、食品添加物は食品中の微生物の繁殖を抑え、食中毒のリスクを減らすことにも役立っています。食品添加物を避けたいあまりに偏った食事になったり、食中毒を起こさないよう、栄養バランスのよい食生活を送ることや食品に応じた家庭での適切な取扱い(温度管理等)をすることが重要です。

消費者庁HPより

 この商品は食品の原材料だけでも作れる気がするかもしれませんが、
殺菌方法:気密性容器に密封し、加圧加熱殺菌と記載があるようにいわゆるレトルト殺菌してます。高温で加熱することで味や色、物性が変化するため、それらを防ぎ補う目的で食品添加物を使用し、出来立てのような状態を再現していると思われます。

 レンジ後の出来栄えもパッケージの写真のように鮮やかな色で加熱殺菌特有の雑味やこげ臭を感じなかったので、とても美味しくいただくことができました。

なお、表示の解説については、前職での経験や資格などを通じて得た知識や情報をもとに、あくまでも私見としての推察ですのでご容赦願います。

のびのびFIRE日記DAY28

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