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「面白い文章」を書きたい
こんにちは、もりばやしです。
今日は僕がnoteを書く理由についてです。
僕の周りではプチnoteブームが起きてる。みんな自粛で暇だったのかな。
友達の文章を読むのはとても楽しい。普段は見ることのない頭の中にお邪魔できる時間がとても好きだ。
友達は「好きな音楽を伝える」とか「文章を書く練習をする」とか、それぞれのテーマを持ちながらnoteを更新している。
片や僕は「面白い文章を書く」というテーマのもと、日々更新をしている。
これは「好きな小説について」とか「好きな音楽について」とかの自分の好きを伝えることでも、ジャンルを決めて発信することでもなく、
ただただ、面白い文章を書くことを目的にしている。
こんな目標を持つ僕だが、始めた当初はしっかりとした目標なんて無かった。
なんとなく文章を書く練習になればいいな~くらいに思っていたし、
あわよくば「文章を書くことを仕事にしたい!」とか「noteでバズってウェブライターになりたい!」と思っていた。
ただ、自分が思っていたよりも、文章を書くことは難しかった。
特に、何を書けばいいのか、そして誰に向けて書いたらいいのかまったく分からなかった。
好きな本や音楽のことを書いても誰も読んでくれないだろうし、苦労した就活の話も憂鬱な日記になってしまう。
下ネタや自虐は面白いが、モラルが無いので書けない。
いまさら時事を切っても、友達から「あいつちょっとイキりだしたな」と疎まれて終わりだ。
僕は友達大好きマンなので、疎まれたくないし、嫌われたくない。
そんなこんなで、勢いで始めたnoteだったけれど、
どうやってモチベーションを保っていけばいいか、わからなくなった。
そんな時、僕の意識をまるっと変える出来事が起きる。
それは「#newworld2020」というオンラインカンファレンスに参加した時のことだった。
「#NEWWORLD2020」はこれからの消費行動の変化や、どのようなゲームチェンジが起こるのかを考えるオンラインカンファレンスで、オーガナイザーのいいたかさんと、各業界で活躍されている13名のゲストの方々が、これからのことについて対談するという形式だった。
どのゲストの方のお話も物凄く為になるものばかりで、僕は純粋に「大人ってすごいな」って思っていた。
すべてのカンファレンスを無料で視聴できたのもありがたかった。
その中で、僕の意識をまるっと変えるお話があった。
Books&Appsというウェブメディアを運営している安達裕哉さんのお話だ。
オーガナイザーいいたかさんからの
「Books&Appsの観点で、今後メディアやコンテンツのあり方はどう変わると思いますか?」という質問に対して、安達さんは次のように述べられていた。
安達
僕がコンテンツ発信でもっとも重視しているのは、「友達が見てくれるか」です。この考えは、コロナ禍でさらに重要になると思います。
コンテンツマーケティングでは、すぐにターゲットやペルソナといった方向に走りがちです。しかしSNSでつながるのは、ターゲットではなくつながっている友達だけです。ファンを少しずつ広がるには、友達が見てくれないと話になりません。友達にウケれば、その先にきっと届きます。
僕が文章を書き始めたのは、日常系ブログでした。当時は隣の席に座っていた、大学時代の友達に感想をもらっていました。
彼に面白いと言ってもらえたら、次は家族です。今も両親は記事を読んでくれて、たまにコメントをくれます。家族や友人の前で、世の中をあおったりヘイト発言をしたりできないじゃないですか。
地に足のついたリアルな会話ができる、これが本当のSNSの活用法だと思います。
引用:リアルの強みをネットで体現する。コンテンツメーカーが今やろうとしていること #NEWWORLD2020 DAY3
衝撃的だった。
目から鱗が落ちたのは久しぶりだった。
僕は友達に嫌われたくないと思うだけで、友達に面白いものを届けたいなど思ったことが無かった。
友達大好きマンなのに、なぜそういう気持ちにならなかったんだ?今思えば不思議だ。
「友達が面白いと思う文章を書くこと」
これが文章を書く上でのテーマになった。
今は、ジャンルを絞らずに友達が面白いと思ってくれるような文章を書いている。
なんの為にもならないような内容ばかりだが、僕のnoteを読んでくれた友達が「note面白かったよ!」というメッセージをくれることもある。
それが物凄く嬉しい。
Twitterのネタツイートにいいねが沢山つく5000倍くらい嬉しい。
noteを始めた時は、不安でいっぱいだった。
特に、エセネットビジネスマンみたいになってしまう不安があった。
「今日も作業疲れた~笑」みたいなイタい投稿はしたくなかった。
今だって、noteを書きながら「あいつちょっとやってるよな」と噂されるんじゃないかとびくびくしてる。
でも、僕は変わってない。
ジャンピング土下寝で骨折した時や、買ったばかりのマッチを全焼させた時、大学の授業で平方完成が出来なくてみんなにバカにされた時のままだ。
なんか、それはそれでダメな気もするな。
とにかく、背伸びしないように気を付けながら、自分のこうなりたい!っていう目標に向かって頑張っている。
これまでは体を張ったり、自虐的なボケで面白いと思われていたもりばやしだけど、
これからは文章でも面白いと思ってもらえるような人になっていきたいと思っています。
これが僕のnoteを書く理由です。
これからも「面白い文章を書く」というテーマのもと、noteを更新をし続けます。
がんばるぞ~
おわり、