親の介護と実家の話+自分のこと(2)
私は自分自身が一人っ子で、また一人っ子の親でもある。相続問題で兄弟で争うことはないのだろうけど、親の介護は全部1人でやらなくはいけないだという現実を2023年に思い知ることになりました。
もちろん兄弟がいたとしても大抵誰か1人がメインになるのかもしれませんが・・・。
さて前回の投稿の続きです。
1月に父が入院して、母は一人で自宅に過ごすことのなった。パーキンソン病と診断されてすでに7年くらい経っていたので、訪問で医療・介護・看護は入っていたのであまり心配していなかったのだが、パーキンソン病は心の病も併発しやすく、2月頃から母の様子も少しおかしくなってきてしまう。
その都度場所が変わるような「痛さ」の訴えや、パーキンソン病のOFF時に体が動かなくなる時への不安を訴えるようになっていた。私は父の病院の手続きと母の不安症状に対して対応とで、自宅から実家の1時間の移動を強いられるようになっていった。
また母は、自分を介護してくれる人への不満を爆発させることが多くなり、ケアマネへの不満も大きくなり、他の人に変えてくれないかという要望を言うようになった。それまで世話になっていたケアマネは介護系出身で、少し医療についての知識の乏しさは私自身も不満はあったが、事務手続きしてくれる人という認識でいたので目を瞑っていた。しかし仕方がないので地域包括センターに連絡してみたのだが、さすがお役所。「ケアマネ変更は個人の自由なので自分で探してください。」という回答だった。公共の機関なので誰がいいとか悪いとかの判断ができないと言うのが、言い分のようだった。