もりさき あさお

東京生まれ東京育ち。団塊ジュニア世代です。福祉やジェンダー問題に深く関心があります。自…

もりさき あさお

東京生まれ東京育ち。団塊ジュニア世代です。福祉やジェンダー問題に深く関心があります。自分の過去を振り返りながら、次の世代の人たちが生きやすい社会にするのはどうしたらいいのか考えたいです。

最近の記事

有料施設の闇?

介護の勉強しに行って、仲良くなったヘルパーの方に、母の褥瘡の話をしたら、やはり施設にいてステージⅣになるのは、おかしいから東京都に言った方がいいのではないかと助言され、その施設を再度ググったらなんと閉業していた。母が退所したのは今年2月で1年も経ってないのに。 そこで施設紹介の業者に聞いたら、どうも施設名も運営会社名を変わっているようだ。その会社調べたら社長も別人になっていた。 助言された人にそのことを伝えたら、問題起こした施設ではよくあることかもってことだ。入居費用も当

    • 介護の勉強と実家じまいの話

      思うところがあり、福祉用具専門相談員の講習を先週から受けています。今月、ほぼ毎土日を使って講習を受講し、最後試験に合格したら、福祉用具の販売員になれる資格です。 勉強していると、介護で大変だった日々のこととか、看取りの時の思い出が蘇ってきてしまい、少し悲しい気持ちになるのですが、介護の仕事をしてない自分は、だいぶ介護の知識を持っているのだなと改めて感じています。 介護職員主任者研修も受けた方がいいのかなとも思うのですが、自分がヘルパーの仕事ができ自信があまりないので考え中

      • 自分の老いに向きあって

        ふとアラフィフで、両親を亡くすって割と早いよなって改めて感じたのですが、そうは言っても自分も確実に歳を取っていて、今は老眼とホットフラッシュとお肌のたるみとか、ありがちな更年期の悩みを抱えています。 閉経もしそうでしなくて3ヶ月くらい来なかったので、もう来ないかなって思っていたらまた60日前後周期で来るようになってしまって、女の身体ってのはほんとに面倒だなと思います。 多分同じくらいの年齢の人と比べたら、若く見えるのかもしれないけど、最近年相応とかって大事だなって思うよう

        • 褥瘡裁判する?

          母の最後は、施設→急性期病院→療養型病院という流れで、最後の時を迎えたのだけど、褥瘡ステージⅣになって、おそらく最後まで治らないで亡くなった。 施設にいて、そこまで重症の褥瘡になることは普通はあり得ないという介護従事者の知人・友人は多い。でも介護・看護現場では、割と日常的なことであることも聞いた。 施設から褥瘡になっていたことは、もちろん聞いていたのだが、当時私はあまり知識がなかったなので、少し赤くなっている程度だと思っていたし、施設の看護からの報告もそれほど深刻なものだ

          お墓の話

          さて、人が亡くなるとお墓どうするって問題が出てきますね。 一括請求サイトで、申し込みしたら、たくさん資料が送られてきて電話もたくさん来てちょっと面倒ではありましたがいろいろ見てみるはやっぱり大事ですね。 資料を見て、いくつか見学にも行ってきました。お墓の業界?も、昨今の人口減少に伴う後継者いない問題で、永代供養とか助木葬が流行っているようです。笑 私は普通に両親に戒名も付けて位牌も作ったのですが、それすらもやらない人がいるのだと聞いて、日本の貧困具合もかなり深刻なものなの

          Kindle写真集出版しました。

          今までも、こちらのnoteに実家の写真をちらほらあげておりましたが、2020年からたまに撮影していた家の写真を1冊にまとめてKindle写真集にしました。 SNSで介護についてのつぶやいていることや、ここでの投稿も一部入れて写真と文章とまとめた1冊になっています。 Kindle unlimitedをご登録の方は、無料でご覧頂けます。そうでない場合も500円で販売しています。是非見てみてください! https://amzn.asia/d/1IZa2RA

          Kindle写真集出版しました。

          残された家をどうするか、そしてお墓も

          もう9月も終わりますね。2024年も残り3ヶ月だと思うと本当に1年なんてあっという間だなと感じます。 8月末に、母の四十九日法要も無事終わり、私は今、両親の残した老朽化家屋をどうするかと両親2人の遺骨をどうしようかなという問題を抱えています。とはいっても働きながらなので亀の歩みなのですが、一応少しづつは前に進めているとは思います。 家、不動産の話は少し泥臭い部分があるので、また別の機会にお話しようと思いますが今日は納骨先のことについて書こうと思います。 9月に入ってから

          残された家をどうするか、そしてお墓も

          2024年夏、母の故郷に行ってきました。

          10年ぶりだろうか、母の実家に行ってきました。 東京のお盆は7月なので、すでに両親の新盆の供養は終えていたのですが、叔母たちに強い希望もあり、夏季休暇をとり単独で行ってきました。 母は病気になってからは帰ることがなかったので、13年くらい前に行ったきのが最後でした。もう少し元気なうちに無理にでも1度連れて帰れば良かったなぁと後悔が残っていますが、もうどうすることもできません。 私自身も幼い頃は、実家に預けらることが多かったので、幼い頃の思い出はたくさんあります。 のちに

          2024年夏、母の故郷に行ってきました。

          母が父のところに逝きました

          6月の後半から母の危篤度のレベルが上り、精神的にも落ち着かない日々が続いていましたが、7月8日に母は父のところへ逝ってしまいました。 その日病院から少し危ないかもしれないと電話が入り、会社を早退して急いで病院に向かって着いて15分後くらいに母は亡くなりました。 もう2週間くらい前から意識などなく、ただ傍らにいて見守ることしかできませんでしたが、心拍の落ちていく姿を見守ることができました。 七夕に父が迎えに来るのかな、なんて思っていたらほぼそのようになりました。2人仲良く

          母が父のところに逝きました

          最後の時間を穏やかに

          昨日は母の病院に面会に行った。 その5日くらい前に担当医から緊急呼び出しがあって、食事量と点滴等体力的な限界について話があり、これからどう治療していくか判断をして欲しいという打診を受けた。 1日考えて、母の意識がはっきりしていた時には胃瘻を拒否していたのと、元外科医だというおじいちゃん先生から、あまり胃瘻はおすすめしないということで、経口でできるだけ食事と投薬をしようということになった。その日にリハビリの人からも連絡があり、「生野菜のサラダが食べたいと言っているので持ってき

          最後の時間を穏やかに

          母の着物を受け継ぐ

          2月に頼んでいた母の着物の仕立て直しがやっとできてきて、馴染みの写真館で、急遽写真を撮ってもらった。 振袖写真も婚礼写真も撮ってもらった写真館。着付けの人も以前お願いした人と同じ方で、今年88歳になるそうだ。やっぱり働いていると元気なんだなと改めて感じました。 帯も母のものなのだが、叔母たちに写真を見せたら、母が厄年に買った帯らしく、同窓会の時に着て行ったものらしい。確かに、私が小学生低学年くらいの時に故郷で母が着物を着て出掛けて行った記憶があるので、その時に着けていたもの

          母の着物を受け継ぐ

          「看取り」の答えが見い出せない

          GW前に、母の入院先の医者から「もう心の準備をしておいてください。親戚にもその旨お伝えください」と言われ、GWは夫の実家への帰省を断って1人で自宅で過ごしていた。結局何事もなく断捨離をしながらGWは平和に過ごしたのだけれども。 またNHKのテレビ番組の話で申し訳ないが樹木希林さんの看取りを娘の内田也哉子さんが語っていたのを見たせいで「家に帰りたい」と言っていた母の言葉が引っかかってしまっていた。 それから看取りに関するネット記事を読み漁ってもみたが、答えがでない答えを探し

          「看取り」の答えが見い出せない

          想いを受け継ぐ

          もうGWも後半ですね。みなさまいかがお過ごしですか? 現在母は療養型病院に入院中なのですが、担当のお医者さん、結構なおじさんなんだけど、割と情が厚い感じの方で病状の説明と私への心のあり方みたいなのを話すことが多いです。 いろいろ話してて、この前「人はいつか死にます」ってことをはっきり言われました。そんなこと言う医者も珍しいのかなって思いますが、どうなんでしょうか。 最後は家に連れて帰りたいみたいなことを言ったのですが「あなたは働いてるし、家族もいるでしょ?」みたいなこと

          母の持病と褥瘡治療

          話は少し戻りますが、父が亡くなった時からの母について書きます。 施設にいた母を父の葬儀参列のため、自宅に連れ戻した時にステージⅣの褥瘡がわかり、パニックになったことは以前書きましたが、その後、医療・介護従事者から施設でそんなひどい褥瘡は見たことがないと言われ、いろいろと考え巡らせました。 母は、一旦急性期病院に入院し、その後療養型病院に転院して今に至ります。施設は療養型病院が決まった時に退所しました。褥瘡ができてしまうのは全介助状態になってしまった高齢者では、ある程度仕方

          母の持病と褥瘡治療

          家族に決断を迫られる延命治療について

          去年から続く両親介護の中で、一番気が重かったのは身体の状況が悪くなっていくと延命治療をどこまでやりますか?という決断を医療から突きつけらることが、精神的に一番キツかった。 親が元気なうちに確認できれば良いのだが、元気な時にそんなことを考える人も稀なんじゃないかと思う。 延命治療は主に以下のものがあると認識しました。医療関係の人には当たり前のことかもしれませんが、違っていたらご指摘ください。 まずは胃瘻を含む栄養補給および水分補給。その補給方法である点滴をどういう状態で取

          家族に決断を迫られる延命治療について

          新年度になりました!

          ご無沙汰してしまいました。 新年度になり勤務先では部署異動があり新規一転です。 そんななか、とりあえず父の相続手続きは一通り終わりました。 ちょっとした収入もあり、新しいパソコンを買ったり、新しいスーツを買ったり、ちょっとだけ贅沢をしています。 今年は借地権問題に決着をつけなくていけないので先日、不動産・相続コンサルタントの人と地主のところへ訪問してきました。 借地権の話ってどこまでしていましたっけ? 底地を購入して上にマンションを建てて収益化するつもりで父の名義で仮

          新年度になりました!