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大人スイマーにとって本当に必要な練習|大人の水遊び初開催|のレッスン内容公開!

昨日は、
初の「大人の水遊び」という
レッスンを開催させて頂きました。

コンセプトは、

「四泳法泳げるようになる」

ではなく…

「水の中で自由に動けるようになる」

です。


“水の中で自由に動ける”ということは、
結果的に四泳法の習得も早くなりますし、
水への恐怖心、
スランプのような停滞期や
怪我故障も減らすことができます。

何よりも
水遊びは“プールがより好き”になります。

好きこそ物の上手なれ…
とも言いますし、
100歳の誕生日をプールでお祝いするためにも
とても重要なポイントです。

“伸び代を伸ばす”
そんなレッスンですね!

そのために行った
今回の“大人の水遊び”の内容は…


・底見バタ足
壁の縁を持って、水深2.5mのプールの底を見ながらバタ足をしても怖くないか?驚くことに400m個人メドレーのレースにも出たことのある、チームとらふぐの筋肉隊長が怖がっていましたね!実は、泳げても水が怖い…という人がいるのも事実です。


・水底ジャンプ
水深2.5mの床に足がつくか?バランスを崩さず真っ直ぐ沈めるか?更に浮き上がりで慌てないか?コツは「腰」を沈めること。
参考動画はこちら…


・沈没棒拾い
水底に沈んだ“重りのついた棒”を、拾って戻って来れるか?水底ジャンプと違い、手から潜るスタンス。コツは肺(胸)を沈めること。バタフライや平泳ぎなどの体重移動や、ターンなどの方向転換の上達に繋がります。


・水かけ板倒し(ペア)
ビート板を三角に立てて、水しぶきで倒す遊び。水を的確に、思い通りに押す練習になり、スカーリングと同じような効果があります。今回の参加者は皆さん簡単にクリアしてしまい驚きました。次はもう少し難易度を上げます!


・ボール流し(ペア)
水に浮かぶボールを、手で直接触らないように水飛沫だけで前に運ぶ遊び。二人ペアでボール運びをしてもらいました。泳ぎながらの前に水を飛ばす動きは、平泳ぎのリカバリーに良い影響があります。水深が深かったので、皆さんきつそうでしたね。25mは長かったので、次回は12.5mぐらいにします。


・吸い込みトルネード
その場で泳がず片手でスカーリングして、渦を作る遊び。手の形がわかれば、誰でも渦ができます。皆さんトルネード完成しました。結構、腕にきますが、この遊びでは、手のひらの形や手首の角度が自然と修正されます。

参考動画はこちら⬇︎


・座 スカーリング
座った姿勢でスカーリング。5秒以上浮いてられればクリア!⬇︎こちらが参考動画です。


・回転遊び
楽にうつ伏せ姿勢から、仰向けに姿勢を変えられるようになる回転遊び。中にはグルグル回って遊んでいる方がいました。楽しいですが、3回以上連続で回ると、目が回ります。クロールローリング時の力みが抜けて、呼吸動作が楽になったりします。


・刀ビート板垂直浮き沈み
水深2.5mの深いプールで、立ち姿勢(足はつきません)でビート板を刀のように持ち、水の中で素振りをすると、身体が自然と浮いたり沈んだりします。浮いたり、沈んだりを繰り返すと、平泳ぎやバタフライのウェイブのタイミングが、感覚でわかるようになったりします。


・刀ビート板キック
今度はバタ足をしながら、ビート板を沈めたり、浮かしたりします。前回のブログを参考にされて下さい。


・浮上ワーム掴み
ワーム(水底に沈めると、少しずつ浮かんでくるミミズのようなおもちゃ)を使い。水面にワームが浮かび上がる前に、なんとか水中でワームを確保する…という遊びです。水中でゴーグルにより、視界が制限されるため、簡単にワームを見失います。更に、水中では五感が制限され空間認知も低下するため、ワームをとらえるのは難しくなります。今回は実践しませんでしたが、片目を閉じると距離感がつかめなくなり、更に難易度が増します。飛び込みで片目ゴーグルが水没すると、それだけターンのときの壁との距離感が難しくなるのは、これが理由です。


尚、
今回は実施しなかったものはこちら…

・波おこし対戦

・フラッグタッチ

・ジャンピングクラップ

・おばあちゃんの背浮き

・奥義・75の呼吸

・ロボットキック

・おぼんde キック

・水中鼻歌

・フラフープ潜り

・ヌードルタッチ

などなど…

また次回の大人の水遊びの
レッスンで開催します。

次回からは、
もう少し泳ぐ時間を設けますね!

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毎日更新!森せんせーの水泳ブログ|森哲也
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